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私の家まで送ってくれることになって、
陸さん飲んでて車運転出来ないから歩いて帰ろうってなって今帰路を歩いてる
結局、ご飯中に1番気になること聞けなかった、
今が聞くチャンスかな
｢そうえば、なんであの時私たちに何も言わずどこか行っちゃったんですか？｣
陸｢……、ごめんね
何も言わなくて
今から言うことは誰にも言わないでね、
本当はあの時もこの先も言うつもりはなかったけど
Aには本当のことちゃんと知って欲しい｣
｢、分かりました…｣
陸さんは急に真剣な表情になり、私を信頼してるんだと思った
陸｢俺の家が大きな会社だったってことは知ってるよね？｣
｢あ、はい｣
陸｢その会社が俺が高校三年の夏に破産したんだ、それでもなんとか頑張って新しく立ち上げようとしたけど、福岡はなかなか難しくて、俺たち家族はついに借金まで抱えて居場所を失ったんだ、そんな時に親父の知り合いが宮崎にいて、そこで雇ってくれることになって宮崎に引っ越したんだ
それから俺ら家族はたくさん働いて、いろんな人に支援を受けながらその5年後にまた会社を立ちあげることができたんだ
努力した結果が出たのも束の間、その2年後俺が25の時に親父はなくなった、
で、今その会社を俺が継いでるんだ
だからこう見えても若社長なんだよ？笑｣
｢そう、だったんです、か…｣
笑って見せた陸さんだけど、こんな眩しいくらい光っている星の夜空を見上げて悲しそうに微笑む
知らなかった、そんな過去があったなんて
あの夏なんで気づかなかったんだろう、
ううん気づこうとしてなかったんだ、何か嫌な予感がして 元気の無い陸さんに何も言わなかったんだ
こうやって私はいつもいつも自分の気持ちを優先して、北人くんの気持ちを聞こうとしてなかった
だから、
陸｢A、
俺の奥さんになってくれない？｣
と言われたと同時に、目の前にあった歩道橋の階段から誰かが転げ落ちる
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flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます！ちょっと認められ方は予想とは違ったかな？と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます！！ついに北人君…！主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます！がんばれーー！ (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk tea | 作成日時：2019年10月10日 8時
