109 - Hokuto - ページ10
あと1件。あと1件でやっと目標にしていたものが掴める。
そして、Aを…
仕事が終わって、樹に今日飲みませんか？と言われて飲みに行って今は帰っている
他愛もない話をしながら歩いてると急に樹が立ち止まった
樹｢北人さん｣
｢ん？｣
樹｢Aのこといつまで待たせるつもりですか｣
｢…、樹知ってたんだ、
あともうちょっとなんだ、それまで
樹｢どんな理由があるんですか
はっきりしないとAも次に進めないんですよ｣
樹が俺が喋ってるのを遮って食い気味に言ってきた
｢…｣
次に進もうとしてるのか？
俺の存在を消したい？
樹｢何か言ってくださいよ、そんなんだからAは北人さんのこと忘れられなくて今もずっと1人なんです、お互いを思いあってるなら今でもいいじゃないですか｣
｢今じゃまだダメなんだ、俺がまだダメなんだ｣
樹｢そのわけがわからないんですよ、北人さんは自分のことしか考えてしないじゃないですか｣
｢そ、そんなことはない…、はず…｣
樹｢そんなことありますよ！！｣
樹がすごい勢いで詰め寄ってきた
こいつ、もしかして…
｢Aのこと好きなの？｣
樹｢…は？今気づいたんですか｣
｢ご、ごめん。今…｣
樹｢そんなんだから…、そんなんだから！！Aは｣
｢…、っ、あっ｣
樹｢あっ…、｣
バタバタバタバタ
思いっきり胸ぐらを掴まれて、運悪く歩道橋を降りる方の階段の上にいたから掴まれた勢いで階段に足を滑らせ階段から樹と思いっきり落ちてしまった
俺は樹を守るためできる限り俺が犠牲になるように樹を抱きしめた
思いっきり落ちてしまい頭を打ったせいで、意識が朦朧とする
その中で誰かの声が聞こえる
『…くん、…北人くん…！』
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flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます！ちょっと認められ方は予想とは違ったかな？と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます！！ついに北人君…！主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます！がんばれーー！ (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk tea | 作成日時：2019年10月10日 8時
