検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:44,062 hit

139 ページ41

樹「···!···おい、起きろ、A···!」



「···ん?あ、いっちゃん、ごめんすっかり寝てた」



いっちゃんの声で起こされて、車の外を見たら





「···え?」



嘘でしょ、ここ、数年前北人くんと別れた年···
翔吾と一緒に来た所で、


偶然北人くんを見た所だった___





いっちゃんに促されるまま車から降りると

赤いコーナーが置いてあって、立ち入り禁止となっている、



間違いなくこっから先に行っちゃダメって分かるのに、いっちゃんは入ろうとするからいっちゃんの腕を掴む



「ちょ、ちょっと待って、立ち入り禁止って書いてあるよ」



樹「そんなの分かってるから」



「え、ほんとに!これ置いてあるってことは危ないんじゃないの?」




無理矢理私の腕を引いて入ろうとするから、
"立ち入り禁止"を指差して止めた

危ないって思ってる気持ちもある反面
もうあの時の気持ちを思い出したくないからって気持ちもあるから

中に入りたくない




樹「これ大丈夫だから、誰も寄ってこないように置いてるだけだから、いいから、ついてきて」



「え、何どういうこと?」



訳は分からないけどいっちゃんは嘘つくような人じゃないし、止まる気無さそうだから引っ張られるがままついて行く

行き着いた先はまさしく私が数年前北人くんを見たあのベンチだった


当たり前だけどそのベンチには誰もいない




「なんでこんなとこに来たの?」



樹「話があって___」







.




.




.

140 - Itsuki -→←138



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
160人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます!ちょっと認められ方は予想とは違ったかな?と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます!!ついに北人君…!主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます!がんばれーー! (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:milk tea | 作成日時:2019年10月10日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。