140 - Itsuki - ページ42
｢話があって、
このベンチ座ろう｣
A｢···？ う、うん、分かった｣
Aは何がなんだか分からない表情をしたけど、すぐに何か大事なことなんだと察知してくれた
本当はここに座って、すぐに俺が1人で飲み物買いに行くフリして自販機まで行って北人さんがAのとこ行く流れだけど···
北人さんにはちょっとだけ待ってもらおう
本当はこんなこと言うつもりなんてこれっぽっちもなかったけど、今日でこの後でAが北人さんのものになるなら
俺の思いを今のうちに伝えておこう
このまま伝えないまま、不完全燃焼は次に行けないし、モヤモヤのままだし
伝えるだけ伝えたい
｢これから話すことはただの俺の独り言だと思って聞いてくれればいいから、Aは何も気にすることないから｣
A｢うん｣
柄にもなく一応緊張してる···
ふぅ
｢俺、ずっとAのこと好きだった｣
分かりやすく驚いてる、まぁそんくらいで十分
俺の気持ち分かってたらそれはそれで罪な女だから
｢いつから好きかって言われたら正直分かんない、小さい時から一緒にいたし気付いたのは中3、Aが先輩の事好きって聞いた時。でも何回か伝えようと思ったけど、Aは俺のこと"幼なじみ"、"弟"とかしか思ってないし、幼なじみだったし伝えれなかった、それでやっと最近大人になってAに弟なんて絶対思わせないって思ってたけど、もうAには4つ上の年上の人と恋愛してて、あーもう俺には無理なんだって、一生幼なじみでいいやって、まぁつい最近思ったことなんだけど、だから今Aとどうにかなりたいとかそんなの思ってないし、気が変わらないうちに伝えて、次の恋に進もうと思って、
長くなったけど、これを伝えたかった。｣
Aは困惑してる顔してる
A｢···、いっちゃん、知らなかった私、なんかごめん｣
｢いや、謝るなよ笑
謝られたら逆に嫌だわ
気持ち知ってもらえただけでいいし、それ以上でもそれ以下でもない｣
A｢うん、ありがとう、伝えてくれて｣
あとは···
｢お前、北人さんにもっかい伝えてみろよ、｣
A｢え？無理だよもう、そろそろ諦めなきゃって思ってるからさ···｣
はあ、そんなことだろうと思った
いつまでたってもうじうじだな
ぱっと時計見たら結構経ってた、やべ
北人さん待ってるな、そろそろ交代しないと
本当はこんな伝える時間なんて、なかったし
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます！ちょっと認められ方は予想とは違ったかな？と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます！！ついに北人君…！主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます！がんばれーー！ (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：milk tea | 作成日時：2019年10月10日 8時
