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父｢ちょっと待ってくれ、君はもしかして、
警察官なのか？｣
北｢あ、はい、捜査一課の刑事です
お父さんもですよね、Aから聞きました｣
父｢あ、あぁ そうか…｣
その返事に違和感を感じる、きっと何か考えてる
北｢あ、じゃあ僕今日は帰ります
また来るねA｣
｢うんありがとう、じゃあね｣
北｢失礼します｣
お父さんに一礼して帰ってった
お父さんはずっと無言のまま何も言わず、
やっぱり何か考えてる
｢お父さん、どうしたの？さっきから｣
父｢お前に話がある｣
｢え？なに？急に｣
父｢母さんの話だ｣
｢お母さん？｣
父｢そう、母さんは父さんのせいで死んだんだ｣
｢え？どういうこと？｣
父｢Aは幼かったから覚えてないだろうけど、父さんは若い頃から優秀だったから捜査一課に配属されて忙しくて、家に帰れる時間も不規則だったんだ
そんな時にAが生まれて母さんは1人で家事育児をして大変だったんだ、それでAが3歳くらいの時に母さんの体には膵臓癌が見つかったんだ、膵臓だからなかなか見つかりにくくて末期だったんだ、遺伝的なものもあったんだか、父さんは過労のせいでもあると思ったんだ、それでその数カ月後に母さんは亡くなった｣
聞いてる時は涙が止まらなかった
初めて知ったお母さんの死因
お父さんが言う通り私はまだ幼くて、
何も知らなかった
お父さんのせいでって言っても仕事だからしょうがないことだ
1人でずっとお父さんは責めてたんだろうか
父｢だから、お前には絶対幸せになってもらいたいんだ 母さんと同じ道は歩いてほしくない｣
｢…うん、幸せになる｣
父｢父さんみたいな人とは結婚するなよ｣
何も言えなかった
お父さんは好きだけど、そんなこと言われたら…
父｢…じゃあ、ごめんけど明日もまだ仕事はあるから、福岡戻るからな 無理せずリハビリしなさい｣
｢うん、ありがとう
お父さんも仕事無理せず頑張ってね｣
父｢ん、じゃあ｣
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お父さんがなぜこの時にお母さんのことを言ったのか、後から分かることになる
この時はお父さんから言われた言葉を深く考えていなかった
この出来事は私と北人くんにとって
辛い物語の幕開けだった
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flowers(プロフ) - ほくぶーさん» リクエストありがとうございます！なるほどですね、前向きに考えたいと思います！ (2019年10月1日 21時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - 神谷健太くんが元カレの話見てみたいです。笑 (2019年9月30日 8時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - flowersさん» 思いつきで書かれてるんすごいですね！？楽しみにしてます(^-^) (2019年9月9日 18時) (レス) id: cb161fd6de (このIDを非表示/違反報告)
flowers(プロフ) - さくらさん» えぇ〜ありがとうございます！きゅんきゅんさせたかったのでしていただけたならとても嬉しいです！話の内容は全て思いつきで書いているので、更新のペースはバラバラですが頑張ります。 (2019年9月8日 23時) (レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - きゅんきゅんします！めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年9月8日 19時) (レス) id: cb161fd6de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk tea | 作成日時：2019年9月4日 14時
