【ヒロアカ】無気力系我々幹部【実況者】

救助訓練 ページ33

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『……救助訓練ねぇ』

手に、紺色の蝶が乗っている。

ぴ「なんかあるの？」

『……まぁ、何となく未来を視たんだけどさ』

ちなみにここはバスの中。すごくガヤガヤしてる。

ぴ「……あ、昨日は寝た？」

『……さすがに寝た。大先生に書類押し付けた。おかげで7時間しっかり寝れたわ。』

ぴ「うーん10時間は寝て欲しい」

ていうか話脱線してるから戻さないと。

『んで話戻すわ。未来視たんだけどさ、この後敵が現れんの』

ぴ「救助訓練の施設で……？」

『そーそー。そっからは未来が分岐してて視てないんやけどな……。』

手に乗っている蝶が心配そうに羽をバタバタと動かしている。

『……そこまで悪い未来は無いとは思うけどな、コンちゃん』

ぴ「………」

ぴくとはクラスの奴らの会話を聞いている。

ぴ「……個性は見せるものじゃないんですよ……」

『あぁ、オスマンに教えてもらったよな……。』

オスマンは外交官でありながら、昔は枢機卿だったらしい。神は信じてなかったそうだけど。

ちなみにこの(オスマンは元枢機卿)情報を知っているのは幹部達だけだったりする。

『まぁ、対処出来るんだったら2人で戦うかな。』

ぴ「クラスの人達はまともに戦えないからなぁ。」

『久しぶりに【歩く死神】として出向くか……最近暴走……というか二重人格？とにかくあの人出てないし』

ぴ「確かにあれは暴走と言うより二重人格の方が正しいよなぁ……。」

『まぁあんまり喋らないけど』

ぴ「あの人との会話は大体スケッチブックだから無駄に紙が消費される……。」

そうこう言ってるうちに施設に着いた。

まぁ、【歩く死神】……"近海さん"が出るのは敵が余程強ければの話なんだけど。

敵→←命令

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