男装系頭領は義兄弟の力になりたい！〈京都編〉 (ページ7)

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目線：NO

＿＿しかし、武器を構えど一向に攻撃を仕掛けて来ない京妖怪たちに違和感を覚える

妖怪3「な…何故、来ない？」

白蔵主「名を名乗れ」

白蔵主「敵であっても「名乗るまでは」手は出さん…」

「「「！！？」」」

白蔵主は攻撃しない理由を告げた。その言葉に奴良組の妖怪たちはざわめき、困惑していた

妖怪4「なんだ…？コイツら…」

妖怪5「はぁ…？」

妖怪1「京妖怪とはバカ正直な奴らなのか…？」

白蔵主「お主らは敵か？それとも味方か？はたまた羽衣狐様の配下になりに来た者か？」

納豆小僧「バーカ！！！誰がそんな為に来るかよっ！！！」

納豆小僧「この“畏”の代紋が見えねーのかいっ！！！」

小鬼「おい、納豆…」

白蔵主「………」

納豆小僧が前の方に出て、畏の代紋が入った旗を見せる

＿＿すると、畏の代紋が入った旗を見た京妖怪たちがザワザワと騒がしくなる

京妖怪1「この代紋は…」

京妖怪2「まさか…嘘だろ…コイツらが…」

京妖怪3「ぬらりひょん！！？」

京妖怪4「奴良組だと…？」

納豆小僧「へん！どーだ！！！ビビったかっ！！！」

京妖怪5「コイツらが＿＿四百年前の羽衣狐様を討った…」

『ギンッ！！！』

多くの京妖怪たちが宝船の方へ殺/意を抱いた目つきで睨みつける

納豆小僧「ヒッ！！？」

京妖怪1「よくも…！！！おめおめと…！！！」

京妖怪「「塵にしてくれるっ！！！」」

京妖怪たちは畏を高めて、襲い掛かった

首無「来たぞっ！！！」

再び、武器を構え直して応戦していく＿＿

白蔵主「やめんかっ！！！」

『ドドゴオッ！！！』

白蔵主は槍を大きく振り下ろして、首無に攻撃を行おうとした妖怪に割って入り攻撃を止める

槍を引き抜くと『ガラガラ…』と槍についていた宝船の破片が落ちる

京妖怪2「は、白蔵主さま…」

首無「………(なんと言う凄まじい…破壊力＿＿)」

白蔵主「＿＿下がれ。例え奴良組だろうが例外では無い。相方の大将が名乗りを上げた後、戦うのが戦の作法である」

京妖怪3「ウ…！！？」

京妖怪4「しかし、白蔵主さま…ｯ！！！」

白蔵主「黙れ。守れん奴は直ちに失せろっ！！！」((ｷﾞﾝｯ

京妖怪5「は、はい…」

京妖怪たちは白蔵主に意見を言おうとするが白蔵主は有無も言わせずに下がらせた＿＿