男装系頭領は義兄弟の力になりたい！〈京都編〉 (ページ44)

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目線：NO

現状、リクオは大勢いる鞍馬山の天狗たちに押されつつあった＿＿

夜リクオ「くそ…ｯ！！！コイツら、めちゃくちゃ強ぇ…！！！」((ﾊｧ…ﾊｧ…

夜リクオ「ﾊｧ…ﾊｧ…(蹴散らす刃がねぇ…。鴆を…守る刃が欲しい…ｯ！！！)」

夜リクオ「ﾊｧ…ﾊｧ…(百鬼を…守る力が…ｯ！！！)」

鴆「……リクオ」

リクオがこの場を切り抜ける打対策を考えていると鴆が口を開く＿＿

鴆「俺は下がらねぇし…逃げたくもねぇ！！」

鴆「俺は「役に立ちてぇ」んだよ…。テメェのな」

夜リクオ「！！」

鴆「俺はテメェと盃を交わした百鬼夜行だろうが！！！」((ｸﾞｯ

鴆は自身が羽織っている羽織を強く握りしめる

夜リクオ「鴆……ｯ！！」

その様子を見たリクオはある決心する＿＿

夜リクオ「……分かったよ。うるせぇ下僕だぜ」

鴆((ﾆｲｯ「分かりゃ良いんだ！」

夜リクオ「テメェの毒の羽！！オレの為に広げてくれ！！！」

鴆「任しとけ、若頭＿＿ｯ！！！」

リクオの言葉に鴆は従い、羽織を脱いで浴衣を開(ﾊﾀﾞ)けさせて毒羽根の翼を広げる＿＿

『ジュオオオオオオッ！！！』

すると、鴆の畏がリクオが持つ刀に吸い込まれて行き＿＿…

『カッ！！！』

小屋の中は謎の光に包まれて＿＿

夜リクオ/鴆「「！！？」」

夜リクオ(な…んだ…？これ………)

『ドゴオオオオオオッ！！！』

小屋は強い衝撃を受けて、半壊された＿＿