男装系頭領は義兄弟の力になりたい！〈京都編〉 (ページ27)

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目線：NO

秀元『おもろい子らや』((ｸｽｯ

夜リクオ「アンタ…秀元っつったな。「じじい」の知り合いなんだな」

秀元『………』

リクオはゆらたちのやりとりを見ていた秀元に話し掛ける

夜リクオ「オレたちの因縁のこと…知ってんなら教えてくれ」

夜リクオ「オレは…その因縁を断ちに来たんだ！」

納豆小僧「秀元？十三代目秀元…」

納豆小僧は「秀元」と言う言葉で忘れていたことをふと思い出した

納豆小僧「そ、そうだっ！！“四百年前”一緒に羽衣狐倒した天才陰陽師じゃねーかぁ！！！」

冷麗「四百年前…？」

納豆小僧の言葉に疑問を抱いた冷麗は納豆小僧に尋ねる

納豆小僧は思い出したことを話し出す＿＿

納豆小僧「思い出したぞ！螺旋の封印…京から妖を追い出す為に“地脈”を結んで作られたってぇ〜最強の結界！！」

納豆小僧「妖怪が京に入るにゃあ一つ一つ順に封印を解いてかにゃーいけねぇって総大将言ってたぜ！！？」

秀元『そう、ボクが作った最強の結界。もう破られたけどな』

その場にいるモノたちは秀元から「最強の結界」について聞かされた＿＿

秀元『そこで八つの場所に強力な妖を封じ封印の“栓”とした…。其処を花開院家が守ってたんや』

秀元『因縁を断つと言うたね。君がぬらちゃんの意思をついてるなら…。是非、頼みごとをしたい』

秀元『花開院家の陰陽師と共に再度、封印を一つ一つ施して行ってほしい！！』

秀元『ホントはボクがやるんやけど…生憎、「死んでるんでな」。今日にも羽衣狐は地脈の終末地たる弐條城に入る！！』

秀元『奴は其処で“子”を産む…。闇が支配する“象徴”を…。生まれるまでの期限は恐らく七日程！！』

秀元『それまでに開けられてしまった“栓”を再び閉じ、妖気の流れを止めるんや！！』

秀元『そして…その後(ﾉﾁ)、「破軍」と「祢々切丸」によって弐條城にて羽衣狐を討つ！！頼むで！！！』

夜リクオ「……頼まれなくても」

夜リクオ「その為にオレは来たんだよ！！」

リクオは畏の羽織を握りしめて、秀元に告げた

？「強え奴、全部揃ったなぁー」