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第拾弐章：『宝舟』 ページ2
目線：唯
『ゴウン…ゴウン…ゴウン…』
経緯は省略するが俺は今、宝船の屋根の上にいる
……え？説明しないと駄目だって？
しょうがねぇな。下手でも文句言うなよ？
興味がない奴は次の頁に飛んでも大して問題はねぇからな？
リクオが帰って来て、京都に行くことは目に見えて分かっていたからな
……でも、アイツは何故か俺を置いて出入りに行こうとする
そこでだ、だったらリクオたちが乗る前に先手を打とうと思った訳よ！
先代に説明して駄目元で頼んでみたら了承を貰ったんだが、あっさり了承が取れたんだよなぁ…
先代が屋根の上ならバレにくいだろうと教えて下さったんだ。で、現在に至るっつー訳！
あ、因みに宝船にも口止めしてるから抜かりはねぇぜ！
まぁ？もし、許可が降りなくても別の方法は色々とあったけど…
まぁ、「結果はともあれ乗れたから良し！」ってヤツだな
『ゴウン…ゴウン…ゴウン…』
唯「………」((ｺﾞﾎｺﾞﾎ
……京都に着くまで体力温存を兼ねて一眠りするか
…→←(貴女)「俺の設定だぜ！前作で見たことあるヤツは飛ばしてくれても構わねぇ！」
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作者名：桜ノ雨(参) | 作成日時：2021年6月11日 17時
