このときだけは ページ2
森「あ、でも待って」
『はい?』
森「明日ブクロ珍しく東京で仕事あんねん、」
『え、ほんまですか?!』
森「ほんまほんま」
『じゃあどないします、?宜くん、ホテル泊まらんとあかんのちゃうん?』
ブ「あー、じゃあ森田んち泊まってくわー、嫌やけど」
森「俺もお前泊めんの嫌やけどな』
『すみません、よろしくお願いします…』
森「そんな、Aちゃんに言われるとなんか照れるな」
ブ「俺のAちゃんや」
そう言ってブクロはAちゃんに飛びついていた
森田はそれに対してガハハと笑っていた
ブ「Aちゃん、バイバイ〜泣」
『ばいばい〜泣』
Aちゃんはさらばの2人が見えなくなるまで
手を振っていた
『あの、盛山さんって』
リ「モリシ?あれ?」
『さっき1人でうろちょろ帰ってましたよ』
リ「まぁモリシなら大丈夫や」
『酔っ払ってましたよ、?』
リ「まぁまぁ大丈夫やって」
『私心配なんで盛山さんのとこ行ってきますね!」
『え?』
「ほんまに、大丈夫やから、な?」
離れたくないねん、2人きりになるとか考えてなくて
めっちゃ緊張しとるけどこのときだけはモリシじゃなくて
“このときだけは“俺の事だけを考えといてほしい
『手、離してください』
「あ、ごめん」
俺は無意識にAちゃんの手を掴んでいた
『リリーさん?でしたっけ』
「ん?」
『私の友達がリリーさんのことめっちゃ好きらしいねんけど今度会ってくれません?」
「え〜」
『毎日好き好き言うてるんです、1回だけ会ってくれません?』
「じゃあ、そこにAちゃんが居るんならええよ」
『え?なんでですか』
「俺人見知りやしそんな2人きりとか気まづいやん?」
『それやったら、宜くんも連れて行きますね』
「……あぁ、うん。」
『じゃあ決定ですね笑。なんか楽しみです』
俺の目を見て喋ってくれて笑ってくれてる
こんな子と毎日会えとるなんてほんまブクロ幸せ者やな
37人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:今宵 | 作成日時:2022年6月11日 17時