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「Aちゃんは?なんの仕事してるん?」
『普通のOLです、普通の…』
「普通のOLの割にはめっちゃかわいいよなAちゃん」
『え?』
こんなことをさらっと言える人彼女さんとか居たりするんだろうなぁ、羨ましい
「俺彼女居ないよ」
『え?』
「彼女居るんだろうなぁ、とか思ってたでしょ笑
丸わかりだよ」
『でも』
「ん?」
『わたし、、彼氏います』
「嘘やん笑
まじかー、また俺他の女の子に手出してもたやん笑」
『でも、私は今正直…東ブクロさんと居たいです。』
「え?」
『なーんて、!冗談です』
「…そっか笑
俺ん家来る?」
『え?あ、じゃあぜひ、』
そっから東ブクロさんは面白いトークをしてくれて東ブクロさんといるとほんの少し本当の自分に会えた気がした
「どーぞ」
『お邪魔しまーす、あれ、ゴルフしてるんですか?』
「そうそう、ほぼ毎日ゴルフ行ってるかな〜笑」
『へー、すごい、』
「なんか見る?映画とか」
『見たいです、』
「そろそろ敬語やめてもいいよー?で、なんの映画見る?」
『あ、はい、じゃあゾンビもの見たいです』
「早速敬語使ってんじゃん笑」
『あ、ごめんな』
東ブクロさんが髪をぼさっといじりながら私の隣に座った
あんまり異性の人とこんなに近くにいたことがないからこれだけで緊張してしまう
「あ、始まった」
『あ、ほんとだ、』
1時間が経って私たちはいつのまにか手を繋いでいた
まだあーゆうシーンもないのに
ただゾンビが人を襲ってただけのシーンばっかだったのに
わたしセ フレになっちゃうのかなーやだなー、
彼氏居んのにセ フレになるかもとか何想像したんだろ私、笑
アホだなー、ほんと…
「Aちゃん」
あれ
私今キスされてる?
まだあーゆうシーン来てないよ
今みんなが弱いゾンビと戦ってるシーンだよ
『ブクロさん、?』
「んー、?どないしたんAちゃん」
『わたし普通のOLだよ、?モデルでもなんでもないし彼氏も…』
「普通のOLで彼氏持ちだからいいんじゃん、Aちゃんかわいいし」
そう言われブラを慣れた手つきで外された
『でも、わたしセ フレはやです,』
「じゃあ俺の彼女になってや」
わたしの首にキスをしてくるブクロさんは私の耳元でそう言った
『………うん、なる』
ライブなんかに行ってなかったらこんな関係なってなかったのになー、笑
普通に出会いたかったあなたの彼女になりたかった
浮気でもファンでもなんでもいいから
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作者名:今宵 | 作成日時:2022年6月4日 2時