俺の嫁とかどうすか。

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Aside＿＿＿＿

恥ずかしいお風呂Timeが終わった。

ほんとに落ち着かない時間だったよ

それに洗ってもらったのは頭だけだったし、
バスタオルもしてたから、
よからぬ展開にはならなかった。

今キヨがお風呂に入っている。

｢あー、会社行きたくないなぁ｣

机に突っ伏して嘆く。

｢.....転職、しようかな｣

今の就職先は事務系の仕事が主で
別に嫌いではなかった。

まだ就職してそんなに経ってないのに。
がんばれば昇格できたかもしれないのに。

自分の左手を見てため息をつく。
手が赤く腫れていて、キヨから貰った指輪が少しくい込んでいる。

....やっぱ転職はしない。

生憎、私は性格がよくない。
根に持つタイプだし、
理不尽なこと程よく覚えている。

また悲劇のヒロインなんてゴメンだ。

｢...絶対、後悔させてやっから｣

右手にギリギリと力を込めた。

復讐を心に決めていると、リビングにキヨがやってきた。

｢つーかさ、今日初めて？
嫌がらせされたの｣

思えばそうだ。
なんでいきなりお呼び出しだったのだろう。

いや、待てよ。

冷静に振り返ってみれば...

新人が入ってきた次の日から、
私の担当じゃない内容の仕事のことで
怒られることが増えた。
別に気にしてなかったけど。

お局的な先輩社員から
シカトされることも増えた。
別に気にしてなかったけど。(2回目)

｢...アレ、かな｣

｢心当たりあんの？｣

｢うん。
でも、今日は先輩の機嫌悪かった
って言うのもあるかも｣

先輩が女の子の日だったのか。
私がふざけすぎたのか。

いや、先輩の更年期が来たのかな。

｢あとは..私物がなくなることあったかな｣

｢お前、よくそれ気づかなかったねw

ふふっwごめっw笑っちゃダメなんだろうけどw｣

笑っちゃダメだろ。
真顔の私と吹き出すキヨ。
おいふざけんなこら。

｢明日朝一で病院連れていくから｣

｢ありがとう。連絡入れとくね。｣

半休(午前中のみお休み)もらって、
キヨに病院連れてって貰うことになった。
さすがに車の運転は厳しいし、すごく助かる。

｢俺、そう言う明るい女の人好きだよ｣

背後からボソッっと声が聞こえて振り返ってみるが、タオルを頭にかけてテレビを見るキヨがいるだけだった。


＊＊＊＊

皆様、しばらく更新が止まってしまい、
誠に申し訳ありませんでした！

私情を持ち込むのは控えたいところなのですが、
今回は報告なく更新を見送ってしまいました！

引き続き薄目でご覧下さい。

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