参.ぶりっ子って疎まれるモノじゃないんですか？【ブルーロック】

おさらい ページ1

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ブルーロックに来て2日目、私は早くも壱から伍号棟を行ったり来たりの大忙し！！





仕事分担したのになんで！？って思ったら愛川さんは風邪をひいて熱を出して寝てたんだって！風邪ならしょうがないよね、お大事に！！！





そう思ったんだけど、なんと絵心さんから「お前、前はそんなに甘くなかったよ」という衝撃発言！！前はって何！？前の私を知ってるの！？



私には絵心さんと会った記憶は無いけど、そういえばブルーロックに来てから2日だけで何回かある筈のない記憶が何故か頭に流れ込んでくる。これは一体何…？






激走して仕事をしていた私だけど、なんとドリンクを水と間違える大失態をおかしてしまった！！蟻生さんと士道さんの優しさが逆に心臓を貫かれるくらい痛い、本当にすみません……。




しかもボトルに貼った私が書いた付箋が何故か消えている！？え、私確かに書いたはずだよね…？だって漢字調べた記憶あるもん！！！スマホを確認したら確かに履歴は残ってた。




……こんな事を出来るのは______。ううん、ダメダメ、私のミスなんだから責任転嫁はダメだよね。






って思ったんだけど、その日の夜に衝撃的な物を目にしてしまった。それは風邪を引いていたはずの愛川さんが食堂で洗い終わったお皿を持って立っていた光景。風邪を引いている愛川さんがなんで食堂に？という疑問よりも、下を向いてお皿を持っているその姿に嫌な想像をしてしまった



だけどその瞬間、嫌な想像が現実に！！なんと愛川さんは持っていたお皿を床に落として割ってしまった！！





選手が使う物なのに壊してしまった愛川さんに思わず怒った私は、愛川さんに詰め寄ったらいつの間にか先ほど愛川さんが立っていた場所へ、そして愛川さんは遠回りして私が居た場所へスタンバイ



顔を覆った愛川さんと、その愛川さんを睨む私の図をなんと潔さんに見られてしまう！！




潔さんは「落ち着け」と言ったけど、私が落ち着けるはずもなく、段々と集まる選手たちに冷や汗が止まらなかった




またしても嫌な想像をしてしまい、呼吸困難になった私はあまりの苦しさに床に膝をついた。膝からドクドク流れる血。そんなことはお構い無しに意識を保っていられなくなった私はそのまま意識を手放した。





最後、目を閉じる瞬間に見えた白い髪。なんだか既視感が____











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Episode.89→

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