FRONTIFRS

27話SKY編 ページ30

SKY北人side



大量に買った食材が陸さんと俺の腕にずっしりと重しをかけていた…



陸「重たい〜早く帰ろー」

北「陸さん〜お菓子買うからですよー笑」

バタバタバタバタドンッ

陸「痛いなぁ！！！」

北「なんですか？あれ」


謝りもしない男に俺はイライラして追いかけようとしてたら


陸「遅くなったらまた臣さんに怒られる〜早く帰るよー」

まぁそうか…臣さん怖いし…

北「はーい」





[SKY]


ガチャ
陸「ただいま戻りま？！」


北「急に止まらないでくださいよー！っで何があったんですk！？」

急に止まった陸さんにぶつかりそうになりながら
後から覗き込むと



陸「臣さん？？臣さん！」

北「臣さん！？何が！隆二さんは？」

臣「ごめん」

陸「えっ？」


臣「....すまない」

北「何があったんですか？」

少し落ち着いた臣さんに聞くと

臣「グループが来た」

陸「グループ？？」

臣「あぁ、LABIって言うグループ」

北「LABIってあの？」

LABIとは今ここら辺で暴れ回っては喧嘩していた…
俺らも気をつけていたグループだったのになんで？

北「あの、隆二さんは？」

臣「っ！？北人すまない」

北「えっ？」

臣「隆二は1人であいつらの相手に」

北「壱馬は？壱馬がいたんじゃ！」

臣「俺が逃がした…」

陸「！？」

北「そんな、壱馬がいたら今頃もう帰ってしてましたよね？なんで？」

陸「北人！！」

北「臣さん！！なんで隆二さんだけ行かせたんですか！！俺行ってきます！」

臣「やめとけ！」

北「大切な人を助けに行かないのはおかしいです」

臣「っ」

陸「北人、」

北「壱馬が来たら言うてください…なんで？って」

俺は走って隆二さんを探した…
隆二さんは喧嘩は強いが今は怪我や病気であまり動けない
それは壱馬も知っていた…なのになんで？
あの場所に居ながら逃げた？
臣さんは知らない、隆二さんが臣さんには言うなと
すごく真面目な顔で言うものだから言えなかった…

あの時ちゃんと言えばこんなこと


北「隆二さん！！」

北「隆二さん！どこにいるんですか？」



女(あそこ喧嘩してるらしいよ？)

女(しかも1体5ってやばいよね…)

男(マジであれはやばいって！)

男(血まみれやったで？警察呼ばな！)


北「！？」


人が言うていた場所に行くとそこには
真っ赤な隆二さんと若い男5人がいた


隆二さんは動かずっと耐えていた…

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