ヒート ページ15
「レオ、ナ？」
レオナの手が僕の顔に触れる。
それだけで僕は泣いてしまった。
ヒートが怖かった。
一人なのが怖かった。
何より、レオナがそばにいなかったのが怖かった。
「よくやったな、A、俺はここだ」
レオナは僕を正面から抱きしめ、
僕の名前を呼びながら、
僕が安心するように背中を撫でてくれた。
それでも僕の涙は止まらなかった。
「うっ、あッ、レオナ、」
レオナは僕が落ち着くまで、
ずっと抱きしめてくれた。
でも、体は熱いままだから、止めてほしい。
キスとか、色々あるけれど。
「怖い、の、やだ、レオナ、お願い、止めて」
僕の体が疼くのを止めてほしい。
甘い苦痛から早く解放してほしい。
だけど、レオナはただ待つだけで、
何もしてくれなかった。
これがヒート1日目。
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なる(プロフ) - 菊丸さん» コメントありがとうございます！色んな作品読んでくださってとても嬉しいです！！ (2020年8月14日 16時) (
レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
菊丸 - いや〜…最ｯｯ高でした。癒しをありがとう。。 (2020年8月13日 9時) (レス) id: 2ed3efbae0 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - 歌依さんありがとうございます！お話終わったのですがどうだったでしょうか？お楽しみいただけていたら嬉しいです！ (2020年7月8日 22時) (レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
歌依 - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年7月6日 16時) (レス) id: 00cc611901 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - わら。さんありがとうございます！ (2020年6月22日 15時) (レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2020年6月15日 22時
