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私はそういい放った
女の子「!!?」
『この子が先なんですよね。お客さん。』
女の子「でも、私、10万ベリーも持ってない…」
『初めてこの島で声を掛けてくれたからタダにしてあげる
ってことでお客さん、この子が先なんですよね。だからまた明日いらして下さい』
男「!!こんなガキに幻なんて必要ないだろ！貧乏のくせして!!」
はぁ…
『お客さん、あんたのね幻より全然退屈しないんだよ。』
男「ひっ…!!!」
一瞬にして男の後ろに回り男の頭に手をおいた
『幻はいつでも地獄になる。今から永遠に幻のなかに捕まりたいの？』
ニコリと笑うと男は焦って逃げていってしまった
『ねね、今日泊まるところを探してるんだけど良いとこ知らない？』
女の子に聞くと知ってると頷いた。だからそれでお代はチャラで。
そっと女の子のおでこに手をおく。
『幻は現実じゃない。一瞬で儚いもの。それだけを忘れないで』
そう言って私は能力を使った
今、この子はどんな幻を見ているのだろ。
知ることは可能だがこれは野暮だろ？
涙を流している女の子を見ながらそんなことを考えていた
しばらくすると女の子は幻から覚めた
目を赤くしているのに泣くのを堪えていた
女の子「ママと約束したんだ…泣かないって…」
唇が震えている。
『幻でごめんなさい』
初めてこんなことを口にした
女の子「幻のおかげで強くなった気がする…お姉ちゃん、ありがとう」
そんな彼女に安い宿を聞かないまま手を振って別れてしまった
だから野宿決定だ。
ご飯も食べてないし、これは奥の手は。
フードをはずして町に行った
フードを外していれば男の人が声かけてご飯でも誘ってくれる
つまりタダ飯なのだ。
「え、今から飯でもどう??」
ほらね？男は皆ちょろい
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とまと(プロフ) - ああぁぁあ泣けるーーー (2018年10月25日 22時) (
レス) id: ba99215799 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - とても良い話です!森田菜々子さんの為に頑張って作って下さいね！ (2018年10月20日 10時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - ワンピース×ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんの恋愛短編集ですよ。 (2018年10月15日 18時) (レス) id: 0c14d4bc3f (このIDを非表示/違反報告)
パールッチ - 森田菜々子さん» なんのリクエストですか？？ (2018年10月15日 18時) (レス) id: 8df3080755 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - 私のリクエストどの位で出来るんですか？ (2018年10月15日 17時) (レス) id: 0c14d4bc3f (このIDを非表示/違反報告)
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