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新学期の朝。
『おはよう沙織里!!君は1組かいー?それともうちと同じ2組かーい?』
彼女は和白 A。男縁がなく、高二もなって彼氏はできていない。
野坂「おはよう〜!うちも2組!!イエェェーーーイ!」
野坂沙織里。Aの幼なじみで学年でも美人を争う。
そして
??「おおおおい!!なん組になった?俺、2組!」
彼はAと沙織里の友達の鈴木誠也。
『お!誠也2組!?三人揃ったな!いいクラスになりそうやん!』
野坂「思った〜!マジで三人一緒でよかったわ〜w」
鈴木「それな〜!担任誰やロろー!」
誠也は去年同じクラスで仲良くなった野球部の期待の星。
鈴木「ってか!聞いて〜!俺ね〜今日もコクられたw」
『だけんなんや!!!!!誠也のどこがいいかすらうちにはわからん!!!』
Aいわく野球部は敵。誠也は時々敵らしい……
『野球部とかなんでモテるん!もう野球部ごと爆発すればいいのに!リアル充より爆発して欲しいわ!』
野坂「そこまでかw?でも〜隣のクラスの大谷くんはすごくモテるらしいよ。噂だとあの坂本先輩を抜いたとかw」
??「なん?俺の名前聞こえたんやけど〜?」
『!?(出たぁーーー!非リアの敵!)』
声の主は坂本勇人…
野球部の中でもトップに入るイケメン先輩。
そしてAの嫌いなタイプでもある
鈴木「あっ!勇人さん!お疲れ様ッス〜」
坂本「お疲れ〜ってか誠也、その子たち誰?二年やろ?」
キラキラした顔をこっちに向ける坂本勇人。
鈴木「俺とタメです!こっちは沙織里、野坂 沙織里。こいつが和白 Aです!」
野坂「こんにちは。初めまして。」
『どーも。』
坂本「よろしくな〜!ってか君がAって言うんやって?フッ、面白いなw」
Aにはこの言葉の意味を知るよしもなかった。
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