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土方side









合コンに連れてこられたものの、両隣の女はうるさく葵とは席が遠くて話しかけられない









...そもそもなんで俺が参加したかというと、女達が葵が来ると言ったからだ。アイツはこういうのに参加するような奴じゃねェっつーのに、来るとかいうからなんだか心配になった









「(アイツも彼氏欲しいとか思ってんのか?だとしたら意外だな、..まァ別に俺がとやかくいう筋合いはねェが...)」









昔からの幼馴染みだ、アイツのことはフツーの奴よりは知っている。アイツが男つくりたいならそれはそれでいいが、__









「葵ちゃん可愛いね〜、彼氏いないの?」









「あ、はい..いませんけど、...」









...いや、よくねェ。見るからにあんなヘタレな男と付き合ったりでもしたらアイツが幸せにはなれねェ。









意外と葵に話しかける男はそこそこいて、..だかどいつもコイツも葵に釣り合いそうにはない。









「(って、...アイツの親かよ俺は!なに過保護っぽくなってんだ、俺)」









そんなことを思っていると、葵が席を立つのが見えた。葵がいなくなった後、近くにいた女達が









「あの子さ、なんかもったいないよね〜顔いい感じなのに可愛くなることとかあんま興味ないのかな?せめてメイクでもすればいいのに」









「それなー、私すっぴんで出歩くとか絶対ムリ〜、!.....って、土方くん?どうしたの、急に立ち上がって...」









俺は立ちあがり、周りの連中に一言









「帰る、__」









そういってその場から離れる。後ろで色々と俺に向けて声がかけられていたが、それを無視し俺は店を出た









あの場にいるのはもううんざりだ、それに









「え、トシ..なんでここに...」









先程、葵が店の外に出ていく姿が見えた









「時間遅ェし、家まで送る。..行くぞ、」

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なゆ(プロフ) - めっちゃ面白い!更新頑張ってください!! (2019年8月26日 12時) (レス) id: af64f6a838 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2019年8月10日 23時

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