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葵side









「え、トシ、...どうしたの?」









起き上がって行こうとするとトシに腕を掴まれる。そう聞くも特に返答もなくトシはじっと私を見つめていて









その間近な視線にたえられなくなりふいっと目をそらすと、トシは片手をのばし私の頬に触れる









「そらすな、..__」









トシと目が合う。その瞬間、なにかいつもとは違う空気を察した。するとトシは私の後頭部に手をまわし____









ピンポーン









そんな中、インターホンが鳴るのがきこえ









「あ、出なきゃ...私、行くねトシ。」









「...」









立ち上がり、部屋を出る。...部屋を出たところで、一気に力が抜け...というかトシ、本当なんなの...なんかいつもと違う気が...









トシに触れられた頬がだんだん上気していくのを感じる。









一旦切り替えて、玄関のドアを開けるとそこには坂田。









「よ、...この前はその...なんだ、無理にキスして悪かった。これお詫び、」









そういってなにやら箱を渡す坂田。多分これは最近人気があるっていう有名スイーツ店の箱...!!









「...あれ、なんかお前顔少し赤くね?大丈夫か?」









先程の名残が顔にまだ残ってるのか、坂田にそんなことを言われる。そして坂田は何かに気づいたような顔をし、









「これ、お前の靴じゃねェよな...男物だよな、?ちなみに誰来て__」









「俺だよ、...なんか文句でもあんのか、坂田。」









坂田の言葉を遮り、いつの間にか玄関先まで来てそういうトシ。坂田は少し不服そうな顔を見せ、









「いや、別に......。」

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なゆ(プロフ) - めっちゃ面白い!更新頑張ってください!! (2019年8月26日 12時) (レス) id: af64f6a838 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2019年8月10日 23時

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