検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:32,849 hit

13 ページ13

その後、なぜか連絡先を交換し数日後に彼から『週末空けとけよ』とのLINEが。そこには待ち合わせ場所も示されていて、週末になりその場所へと足を運ぶ









「(呼んどいて来るの遅くね...なにしてんのアイツ、)」









そんなことを思ってると同年代くらいの見知らぬ女子達に声をかけられ、









「..そこのお兄さん、今暇だったりしますか?よかったら私達とお茶でも...!」









「モデルとかやってるんですか?美形だしスタイルもいいですね!」









お兄さんって..私女なんだけど..。まァ、服装かなりラフだしキャップも被ってるわで男に間違われるのも仕方ないか、ってか慣れてるし









そんなことを思っていると、誰かが私の肩に手を回しぐいっとそちらへ引き寄せられる









「悪ィな姉ちゃん、..コイツ俺の連れで今行くとこあるから。それと__」









突如現れた坂田は私のキャップを外し、









「お兄さん、..じゃなくてお姉さんな。...行くぞ、葵」









そういって坂田は私の腕を引き、彼女達に背を向けた









____









「...それにしても、お前女にしては色味ねェ服着てんな。そりゃ男にも間違えられるわ、」









「髪ももうちょっとよ、短いとはいえアレンジ出来んだろ。髪も服もテキトーすぎんだよお前、」









会うなりいきなり私を見てはダメだしをしてくる坂田。なにコイツ、遅刻しといて何様な訳!?









「別にそんなおしゃれとか気使ってないから、楽な方がいいし。」









「ったくよ..仕方ねェヤツ。まァ、いいわ。今から改善してくしよ__」









坂田が足を止めると、目の前には超おしゃれな美容室。坂田に連れられ中に入り、









「コイツ、頼むわ。髪いい感じにアレンジしてやって、」









「え、ちょ..坂田、え?」









戸惑ってる私をお構いなしに坂田は私を店員に差し出し、









「じゃあ俺、この辺うろついてくるから。時間なったらまた来るわ、」









そういって坂田は私を美容室へ残し、出ていってしまった

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 土方十四郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なゆ(プロフ) - めっちゃ面白い!更新頑張ってください!! (2019年8月26日 12時) (レス) id: af64f6a838 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シオン | 作成日時:2019年8月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。