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1日が終わりようやく帰宅。しかしその10分後、









「......なんでまた来たの、」









インターホンが鳴り戸を開けるとそこには坂田。









「なんでって..服取りに来たんだよ、俺の業務用の服。」









服を取ったら早く出ていって、といい坂田を家に通す。服を手にした後、坂田は近くにあったソファーに腰を掛け









「で、..今日のお宅の飯は何?」









いかにも居座る気満々な坂田に









「...言っとくけど坂田にあげるご飯はないから。帰って、」









「そんな冷たいこと言うなよ..そういえば昼は邪魔したな、あれ彼氏か?」









「...?トシのこと?..トシはそういうんじゃないよ、幼馴染みってだけ。」









そう答えると坂田は興味津々な顔つきで









「へー...本当にただの幼馴染みなのか?」









「そ、そうだけど...」









すると坂田は私をまじまじと見た後、口を開いて









「お前、アイツのこと好きだろ」









「俺、意外と勘いいんだわ。..それにしてもあんな無愛想な野郎のどこがいいんだよ、あれで俺よりモテるとか理解できねェ。」









そう言いながら頭をかく坂田。そして私をまっすぐ見つめて









「...お前、本当は幼馴染みとしてじゃなく恋人としてアイツの隣いたいんじゃねーの?」









そう言われ私のなかで何かが揺らぐ。..坂田の言う通りかもしれない。私は別にただの幼馴染みでいたい、だなんて本当は思ってない









「...でもトシは女嫌いだし、私とは幼馴染みでいたいと彼は思ってる..それなら私はトシが望むならそれでも__」









「そんなの関係ねェだろ、..アイツがどう思うかそれはどうだっていい、大事なのはお前がどうしたいかだ。変わりたいんだろ、本当は」









あまりにも真っ直ぐな目で私を見る彼に目が離せなくなり、彼の言葉に軽く頷く。すると彼は立ちあがり、私の頭をポンと軽く叩いて









「お前に協力してやるよ、昨日の恩もあるしな...俺がお前を本当の女にしてやるよ。任せとけって、__」

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なゆ(プロフ) - めっちゃ面白い!更新頑張ってください!! (2019年8月26日 12時) (レス) id: af64f6a838 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2019年8月10日 23時

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