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とっつあんは立ち上がり、俺に背を向けて









「...所詮、あのお嬢ちゃんはあそこの家の操り人形だ。お前を殺れ、だなんて命が下ればやりかねねェ...そんときはアレだ__」









「殺られる前に殺れ。..仕事に真面目なお前なら出来るよな、トシ」









..胸くそ悪い言葉を並べ、とっつあんは部屋を出ていった。









結婚しろだの殺れだの、要望が多いおっさんだなほんと









夜も遅く、フツーであれば屯所に泊まる俺だったが









この日は一度、彼女が待つ俺達の家へと戻った。









__









帰ると何やらリビングは明かりがついていて。覗くと、机に何やらノートを広げそのよこで彼女は机に伏せ眠り込んでしまっていた









「(何書いてんだ、コイツ..?)」









そう思い、ノートを取るとそこには何やら細かくメモされたものが。これは..料理のレシピかなんかか?









しかも全部のレシピに必ずマヨネーズいれてやがる...分かってんじゃねェか、









彼女の細かすぎる気遣いにふと笑ってしまい、それと同時に先程とっつあんが言ってた内容がよぎる。本当に...彼女は__









「(いや...、その事考えるのは一先ずやめるか)」









そう思い、俺は毛布を持ってきて寝てしまっている彼女にかけた









「おやすみ、__」









彼女にそう一言声をかけ、俺はその場を後にした

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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
- もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時

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