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その後、彼女と別れ万事屋に向かう途中で正面から黒い隊服を着た見覚えのある奴が二人__
「おい、トシ!お前なァ、女の子寂しくさせるなんて酷いヨ!!」
奴を見るなり神楽はソイツの元へかけよってそう言う。そんな神楽をみて奴の隣にいた真選組のとこのゴリラは
「チャイナさんじゃないか!それと万事屋に新八くん!それで..チャイナさん随分ご立腹みたいだが..」
「は..、?何の話してんだ、チャイナ娘」
「今日お前んとこの奥さんと会ったネ、...あの子寂しそうだったヨ。トシ、お前それでも男__」
俺はそんな神楽の言葉を遮るようにして
「神楽、やめとけ。俺らが関わることじゃねェだろ」
人の事にあまり口出しするのは気が引ける、それに俺はコイツの方の事情も知ってる訳で彼女と引き離す手伝いもしたくらいだ。下手に口出さねェ
「チャイナさん、それは梓ちゃんのことか?..トシ、お前もう少し嫁さん大切にしろ!」
「いや、だから俺はだな..好きで結婚した訳じゃ__..っ。.....とにかくだ、俺は忙しいんだよ。女にかまってらんねェ、」
奴は最初何かいいかけたがその後の言葉は言うのはやめた。
「じゃあトシ、お前に休暇をやる!だから、奥さんとどこか出掛けて来い!仕事の方は俺に任せとけ」
「は..アンタ、何言って__」
「これは局長命令だ、素直に従えトシ。...チャイナさん、これでいいんだろ?一時かもしれないがあの子の寂しさも埋められるかもしれん」
「ゴリ、ありがとネ!...おいトシ、梓のこと泣かしたら許さないアルからナ!」
ゴリラのやつと神楽で話は解決したみたいで。神楽は話をつけ、もう満足したのかそのまま歩きだし万事屋へと向かう
「あのチャイナ娘...いつのまにアイツと仲良くなったんだよ?つーか、デートって...」
「まぁ頑張れよ副長サン、..少しくらい彼女といる時間つくったってバチあたらねェよ。じゃあな、」
そういって俺は奴等に背を向け、ひらひらと手を振り去った
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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時