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「....あ?縁談だァ、?」









仕事をしていると近藤さんが部屋に訪ねてきて









「そうだ、トシ。とっつあんがお前に見合い話を持ってきてくれてよ」









何かいいことがあったかのように話す近藤さんの横にはとっつあんがいて。タバコを吸いながら









「..トシ、お前もそろそろ女と所帯もったらどうだ?つー訳で、お前にいい縁談を持ってきた。相手はあの間宮家の娘、..俺も顔は拝見してねェが綺麗な嬢ちゃんだ。悪くねェ話だろ?」









間宮家は確か有名な財閥、..そこのボンボンの娘と縁談しろってか。何で俺が..









「悪いが断らせてもらう、そんなことしてる暇ねェしよ」









そういって机に向かい仕事を再開させようとするが









カチャ__









後頭部に恐らく銃を突きつけられ、









「せっかくおじさんがお前の為思って用意した縁談断るってか?..俺の良心拒むってか、あ?」









「本当に良心があるならこんなマネしねぇだろフツー、..」









「とにかくだ、縁談受けろ!もうすぐ相手来るからよ、とっとと準備しやがれ!!」









「はぁっ、!?相手来るって..その縁談今日かよ?そんなの、尚更受けれる訳__」









するととっつあんは俺にあたるすれすれのところで銃弾を1発









「黙れ、次はどたまぶち抜くぞトシ」









「...」









脅迫され半強制的に縁談を受ける事になってしまった俺









「(ったく、何で俺が..)」









支度を済ませ、見合いの部屋までの廊下を歩く。多少の苛立ちを見せる俺をなだめるようにして近藤さんが









「まぁ、トシ。そうイライラするな、とっつあんも善意で見合いの場設けてくれたんだ。有り難く思え、」









「どうだかな、..どうも匂うんだよな」









疑り深い俺の勘が働き、どうも素直にその善意とやらを受け止めれない









「(早めに話済ませるか、..)」









そんなことを思いながら、俺は見合いの場である部屋の戸を開けた

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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
- もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時

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