番外編 ページ7
不思議な小さなおばさんと美優
主)「はぁー 疲れました」
なんやかんやで 騒がしい毎日は幕を閉じようとしていた。
主)「そうだ！ 気分転換に何処か公園やら行こうかな！」
私は高く腕をあげるとフーと息を吐き小走りする
もう物静かになってしまった公園にたどり着くと
キコーキコーとブランコの音が響いてくる
主)「うわっ 怖っ」
まさか 夕暮れの公園がここまで恐ろしいとは思いもせず引き返そうとした時
)「これ そこの娘さん」
おばあさん？ のような声の持ち主に呼び止められる
主)「あ 私ですか？」
そう言って振り向くと誰もいない
)「そっちじゃないこっちこっち」
声のする方向へと一歩歩いてみるがやっぱり誰もいない
)「違うと言っとるじゃろ」
パシッとした痛みが足元に伝わると
主)「へ？ 」
足元には白いデブ猫が座っていた。
主)「ね 猫さん？ なんでここに」
そう言ってしゃがみ込むと目の前に猫はゴロゴロと喉を鳴らし
猫)「ちいっと 鈍感すぎやしないかい？」
と言ってすり寄って来たと思ったら膝をがぶっと噛みつかれる
主)「いたっ って え〜〜〜⁉ね ねねねね猫が喋ってる⁉」
猫)「喋って何が悪いのさ それに私は猫じゃなくて“ちくわ”って名前さ 」
そう誇らしげそうに言うが私としては絶対食べ物の名前は付けられたくないと思う私だった。
主)「あ あの ち ちくわさん？ なんで話せるんですか？」
なんもひねりもない質問にちくわさんははぁーとため息をつき
猫)「私の声はお前さんにしか聞こえまい」
そうちくわさんが言うと
「あーー！ママ！ あそこでお姉さん 猫さんとお話してるーー！」
「そうだねー でも ソーちゃんはあんな真似しちゃダメよ〜」
そんな親子の話し声が聞こえてくる
主)「( うわっ見られてた⁉ 恥ずかしい〜)」
私はこの状況に頬を赤くして仲の良さそうな親子の方へと視線を向ける
「なんでぇ〜 」
そうソーちゃんと言う人が母親らしき人に聞くと頃が目にはいる
主)「(ん？ あれ？)」
私はそんな普通の親子のやり取り？に目を疑う
片方は少し老けた女性ともう1人は
いかにももう成人式をとっくにこえた 男の人
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ハルカ - 続きが気になるのでお願いします(≧∇≦) (2017年1月24日 0時) (
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作者名：モノクロ ネコ | 作成日時：2016年11月27日 3時
