第46話 ページ4
)「この桜並木一帯の花見場所は全て占領済みだ
出てけ」
主)「(ひぃっ 不良だ〜っ)」
私は心の中で悲鳴をあげるの一歩後ろへ下がった。
山本)「おいおい そりゃズリーぜ
私有地じゃねーんだしさー」
そう山本君が口にすると不良は
不良)「誰も話し合おうなんて言っちゃいねーんだよ 出てかねーとしばくぞ」
指をポキポキと鳴らしながらこちらに来る不良さん
主)「ひぃいっ」
悲鳴を小さくあげている間スッと私の横を誰かが横切った気がした。
獄寺)「るせ」
不良)「ガハッ」
獄寺君は不良さんを蹴り飛ばし不良さんは力なく地面に倒れてしまった。
ツナ)「くくっ ナイス 獄寺君」
おかしそうに顔を歪ませながら笑うツナさん
主)「わぁ だ 大丈夫ですかっ⁉」
思わず出てしまった言葉に獄寺君はキュッと眉をひそめる
獄寺)「なに こいつの心配してんだよ」
舌打ちをしながらあからさまな敵意を私には見せる獄寺君
主)「いや あのつい」
山本)「はは 優しーだな」
それでも、なお笑い飛ばしてしまう山本君
？)「何やら騒がしいと思えば君達か」
聞き覚えのある声に私はいち早く反応する
主)「 雲雀先輩！」
尊敬深き雲雀先輩がいるではないか
主)「先輩も 花見ですか？」
雲雀)「まぁね 僕は群れる人間を見ずに桜を楽しみたいからね
彼に追い払って貰っていたんだよ」
そう口にする彼に私は
主)「わぁ もしかしてお邪魔させてしまいましたか？」
雲雀)「そうだね 少し 邪魔だよ」
そんなたわいもない会話をしている私達を見ていた人達は
不良改めて
風紀委員)「あ あの 委員長と 喋っている」
山本)「やっぱり あいつの中ではヒバリは“誇らしき先輩”なんだな」
獄寺)「けっ 目がいかれてるぜ」
雲雀)「それに 少し 群れすぎだね片付け無いと」
獄寺)「げっ」
雲雀さんの矛先はその場にいた風紀委員さんと獄寺君達へと向いた。
？)「いやー絶景！絶景！花見ってのはいいねー♪」
主)「っ！」
思い出したくもない声が耳に聞こえる気がした。
シャマル)「っか〜やだねーー男ばっかっ！」
主)「シャマルさん！」
私はブワッと嫌な思い出がフラッシュバックしてきてしまった。
放心状態になってしまった私はその後の出来事は見ていなかったとさ
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ハルカ - 続きが気になるのでお願いします(≧∇≦) (2017年1月24日 0時) (
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作者名：モノクロ ネコ | 作成日時：2016年11月27日 3時
