第62話ツナversion ページ22
「あいつの様子が変だった」そう聞いて まぁそうだろうなと心の中で回答してからオレは、正直今の自分の行動に戸惑いを感じていた。
間違ってでもあいつに会う前のオレはこんな面倒くさいような行動はとらなかった。
一体なんだと思えばやっぱりオレの中でほんの少しの心の変化が現れたんだと思う
ツナ)「 それで 他になんかあった？」
ほらまただ オレはなぜ他に情報を聞き出そうとしてるんだ？
なにの汚れも知らないあいつと一緒にいて自分も綺麗になった気でいているのか？
そうだとしても、オレは変わってはいけない
ボンゴレ10代目大空としてオレはオレでいないといけない
きっと捨て切ったはずの“昔”の感情が未だに残っているのかもしれない、
ツナ)「……リボーン」
リボーン)「なんだ？」
オレがそうリボーンの名を呼べば リボーンは見透かしたように視線をおれに向けニヤッと口元を歪ませる
ホントムカつく野郎だ、 無知なあいつもムカつくしこの隣にいるクソ(リボーン)もムカつく
ムカつくけどきっと 視界にいて欲しいとは思って
いるのかもしれない
オレはリボーンの上に乗っていろんな道具に変化しているさまを眺めるようにして見つめながら、1度目を瞑り溜息を吐いた。
ツナ)「いちど 一度だけだ 一度だけ仕方ねーからあいつとこの件の親玉を潰してやる」
一度溶けた心の氷は、 溶け続ける
一人の平凡な少女によって幼き頃に冷たく凍らせた少年の心はまた 目を覚まそうとしていた。
空の裏には 【影】がいて
大空の裏には 【光】あり
誰かが呟いた 『やっと 見つけた 』と
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ハルカ - 続きが気になるのでお願いします(≧∇≦) (2017年1月24日 0時) (
レス) id: 04586e5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モノクロ ネコ | 作成日時：2016年11月27日 3時
