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『どうよ、ダンススキルはあるでしょ？』
秀「じゃあ歌は？？」
『歌ねぇ…何歌おうか？』
みのり「じゃあXlamVの曲のワンコーラス歌ってよ」
『お、いいじゃん、Groovy Nightがいいかなぁ、原キーキツイからオクターブ上でいい？』
享介「うん…(あれのオクターブ上じゃないとキツイってなんだろう…)」
Groovy Night(ｻﾋﾞﾜﾝｺｰﾗｽ)________
『どや！！』
咲「Aちゃん凄い！！」
輝「すっっげぇ、！」
大吾「ホンモノのMEIみたいじゃ！」
『！…でしょ？大ファンなんだ、MEIちゃん』
翼「だからあんなに完コピ出来たんだ…！」
『そ！』
百々人「…Aちゃんは凄いんだね」
『……そう？笑』
百々人「だって、凄いキラキラしてる」
『…私、元々こんなじゃなかったんだよね、笑』
昔はもっと暗くてネガティブで、今の私みたいな陽キャに近い感じの人とか、めちゃくちゃ苦手で、笑
家は、元々裕福な方ではあったんだけどね、
私がどんな賞とかを取っても、中途半端だ、って言って
認めて貰えなくて、辞めようとも思ったけどでも、
やらなきゃ怒られるんじゃないか、って。
そう思ったら、義務だと思えば、楽だったんだ。
自分がやりたくてやってるんじゃない、
だけどこれは義務だから、って自分に言い聞かせてた。
これは、…多分7歳の話、笑
でも、義務だと思っても親は認めてくれなくて、
結局育児放棄でさ、親は私を置いて海外に行ったの。
でもね正直、スッキリしたんだよね、
居なくなってくれて清々した。
でも当然の事ながら、1人じゃ生きられない。
だけど、薄汚かった私なんか、親戚も誰も拾ってくれなくて
とにかく、自分が嫌で、何回もﾀﾋのうと思ったこともあった。
なんなら今もそう、何も出来ない自分が、死ぬほど嫌。
でもね、そんな私を何も気にせず拾ってくれた人がいたの、
親でも、家族でも何でもない。本当に知らない人だった。
その人の元で、何一つ不自由のない生活を送った。
そこで、その人に私は磨かれたの、ダンスも歌も、全部ね。
色んな人に出会った。
真面目な子、元気な子、
関西弁喋る子、静かな子、
カッコ可愛い子、ドルオタの子、
ヤンキーみたいな子、不思議な子、
ホワホワしてる子、南国生まれの子、
チャラいけどオカンな人、超クセ強い人、
プライドが超高い人、ブラコンな子、笑
𝐍𝐄𝐗𝐓⇢
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作者名：瑠音。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
