秘密の楽園【BTS】 (ページ4)

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キョトンと座っているその子と見つめ合うこと約2分

準備を終え、彼が来ないことを不思議に思ったユンギが後ろから声をかけた

「ヒョン…？」

ヒョンとしか呼ばない彼の目に、この子は写っていないのであろう

かなり変に見えているはずだ、とジンは思ったが、なぜか体を動かすことほど冷静にはなれなかったが思った

弟の足音が聞こえ、やっと目を離した

「どこか具合悪いんですか？」何かあるとすぐそうやって心配する

「いや、あの、、、

この子誰だかわかる？」

「…へ？」

あのユンギがこんな間抜けな顔をするのか、ヒョンもびっくりだよ

いや、驚いても仕方がないだろう

見知らぬ赤ちゃんを抱いているのだから

「え、その子誰ですか」

「それがわかんないんだよ。誰かがぶつかって物音がしたのかなってと思ったんだけど、誰も入って来なかったから仕切りを開けてみたらこの子がいたんだ」

「どうします？その子、」

「いる人に聞いてみよう」他にどうすればいいのか分からなかった

「失礼します」

悩んだ末、学習室に向かった