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side A

宇髄さんの屋敷から帰っている途中、道に迷ってしまった。
生憎、今日は鴉を連れていない。
もうすぐ日が暮れそうだ。

『困ったなぁ…』

そう一人呟くと、急に何かがとびかかってきた。

『!!??』
「こんな時間に出歩いちゃあ駄目だよ」

鬼だ。
その鬼は思いっきり私の肩に噛みつこうとした。
それを防ぐため、私は鬼を吹き飛ばす。

『伊達に柱やってた訳じゃないからね…』

とは言うものの、今は日輪刀を持っていない。
と、油断した隙。

「こんのクソ女がぁああああ!!!」
『うわ!!??』

鬼に押し倒されてしまった。
それをふりほどこうとした瞬間、鬼の頭が飛んでいった。

『…へ…?』
?「怪我はないか…む…この気配は」

大きい男の人が、私に手を差し伸べてくる。
暗くて顔は見えないが、この声はやはり…

『悲鳴嶼さん…?』
悲「…A。何故、こんなところにいるんだ。危ないだろう。私がこなければ危ないところだった」
『えっ…と…ご、ごめんなさい』
悲「謝らなくていい…謝りたいのは私の方だからな」

悲鳴嶼さんがしゃがみ、私と視線を合わせる。
何も写っていないその目から、涙が伝った。

。。。→←。。。



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こぉひぃ - ↓すいません、同一人物です… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ささらぎ - ぽんちゃんさん» うあぁ…ちょっとお話が浮かんできちゃいます… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 全員と仲直りした途端また、徐々に悪い噂とかが出たりして (2020年6月23日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
こぉひぃ - いちごきゃらめるさん» わぁああ!ごめんなさい!直しておきます! (2020年6月7日 3時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめる(プロフ) - 甘露寺の字違いますよ。 (2020年6月6日 12時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こぉひぃ | 作成日時:2020年3月21日 22時

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