検索窓
今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:152,362 hit

。。。 ページ35

side A

襖を開けると、そこにはいつものような派手さがない宇髄さんがいた。
これも私のせいだと思うと、罪悪感で押し潰されそうになる。

宇「何か用か………!?」

宇髄さんが振り返り、私の顔を見る。
そして、驚いたように目を見開いた。

宇「…んで、ここに……」
『謝りたいから、来ました。』
宇「お前が謝ることなんて何も!!」
『あります!!私、自分を恐怖から守るために、宇髄さんに酷いこと言って、傷付けた!!宇髄さんは私に謝ってくれたのに、変な意地張って…この腕輪だって』

私は袖を捲り、腕輪を見せる。

『ずっと前にちらっと言っただけなのに、覚えてくれてて…私それが嬉しくて、悲しくて…どうしても謝りたくなってきたんです。…宇髄さん、本当にごめんなさい。』

宇髄さんに向かって頭を深く下げる。

宇「…顔、上げろよ」
『っ…でも…」
宇「上げろって」

宇髄さんが私の顔をぐいっと上げる。
近くで顔を見ると、やつれていて、目の下にも隈ができていた。

『宇、髄さ…?』
宇「俺も、ごめん。お前のこと妹のようにかわいがってたのに、その妹のこと信じてやれなかった。…なぁ、また俺の妹になってくれるか?」

宇髄さんが私に向かって微笑みかける。

『っ!!もちろんです!!!』
宇「うぉお!?」

私は嬉しくなり、思わず宇髄さんに抱きついた。

宇「ったく…世話の焼ける妹だな」

宇髄さんが私の頭を優しく撫でる。
私はそれが嬉しくて、泣いてしまった。



……………………………………………
どうも、こぉひぃです!
すごく小説が伸びていてビックリいたしました…
本当にありがとうございます!
これからも頑張って参りますので、ご愛読よろしくお願い致します!!

涙→←。。。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
350人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こぉひぃ - ↓すいません、同一人物です… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ささらぎ - ぽんちゃんさん» うあぁ…ちょっとお話が浮かんできちゃいます… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 全員と仲直りした途端また、徐々に悪い噂とかが出たりして (2020年6月23日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
こぉひぃ - いちごきゃらめるさん» わぁああ!ごめんなさい!直しておきます! (2020年6月7日 3時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめる(プロフ) - 甘露寺の字違いますよ。 (2020年6月6日 12時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こぉひぃ | 作成日時:2020年3月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。