貴方に好かれて痛かった【不死川実弥】

。。。 ページ29

side A

『うーんと…あ！胡蝶ちゃん！！』
し「Aさん！おはようございます」
『うん、おはよ〜！さて、じゃあ行こっか！』

伊黒さんの屋敷への道のりが書いた地図を頼りに、道を歩く。
胡蝶ちゃんと話していたら、あっという間に着いた。

『ここが、伊黒さんのお屋敷…』
し「…！甘露寺さん！？」
『え！？』

胡蝶ちゃんが向いている方を見ると、木の影に甘露寺ちゃんを見つけた。

甘「しのぶちゃん！…と、Aちゃん……」

甘露寺ちゃんは私を見ると、少し怯えたように笑った。
私はそんな甘露寺ちゃんを見たくないのに…

『…甘露寺ちゃん！私もう怒ってないよ！あの時はただ意地を張りたかっただけなんだ……ねぇ、仲直り、したいなぁ…』
甘「(Aちゃん！！本当にいい子なのね！！もう大好き！！！)仲直りしましょう！！嬉しい！！私、ずっとこのままなんじゃないかって、心配だったから…うふふ。またよろしくね！」
『うん！！…あ、と、ところでさ…何で甘露寺ちゃんはここに？』

私がそう聞くと、甘露寺ちゃんは少し気まずそうに斜め下を向いた。

甘「あのね、実は伊黒さん……」

ごめんなさい→←。。。

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