一話 ページ2
、
古びたコテージ。
ギギ、と床が軋む。
ドアを開けてみれば、頬杖をついたスケルトン。
寝てると思い、近づくと骨の様なものが
首元へ当てられた。
にやりとギザギザの歯を見せながら、
そのスケルトンは笑った。
【削除済み】は気づいた。
このスケルトンは寝たふりをしていたと。
その【削除済み】がどうなったかは、
言わせないで欲しいかな
…
闇auのボス、ナイトメアはunder informationに丁度来ていた。
古びたコテージを見つけては、
ドアに手を掛ける。
「おい、情報屋」
ナイトメアの声がコテージ全体に響く。
すると、呼ばれた彼が顔をちらつかせた。
「おお、闇の帝王様じゃね──か。」
親しげにそう呼ぶ情報屋のトラフィック。
そんな揶揄うような言い方に
ナイトメアも少々ムッとして言う。
「その呼び方はやめろ。ナイトメアと呼べ。」
鋭く尖らせた触手を目の前にして脅すように言うものだから、
渋々そう呼ぶことにした。
「んで?今日は何の要件だ?ナイトメア。」
気だるげに問う。
ナイトメアはそれでいいんだとニヤリ笑った。
少し気持ち悪かったな。
「オマエに、光auの情報を掴んできてほしくてな」
「光auか。」と半ばめんどくさそうな顔をする。
掴んできて欲しいと言うことは目的があるわけだ。
「目的は?」
「特にない…が、最近どんなか敵の様子も見なければいけないと思ってな」
コイツ今特にないって言った?
ふざけんなよ…って言おうと思ったが、
真っ当な理由を言ったためによしとする。
「と言うか、それキラーとかに言われたのか?」
「げ、バレた」
闇の帝王がそんなんでどうする
ーーーーーー
とある時間軸の素人作者です。
更新遅くてすみません
まじでネタがなくて
考えてました。
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作者名:とある時間軸の素人作者 | 作者ホームページ:キラー君が壊しました。てへ。
作成日時:2024年3月1日 10時