＿*°5 ページ5
担任に呼ばれたからちょっと待っといてって言われた放課後16時。
外で待つのは寒いから教室で待ってることにしたんやけど。
だーれもおらん。
暇すぎ。
自分の椅子に座って携帯をいじるのも飽きて。
大毅の携帯いじったろと思って開けたらちょうどLINEの通知。
名前も顔も知らん女の子。
【 どうしても付き合ってくれへんの？ 】
……失礼しました。
大変、非常に失礼しました。
すぐ置きました。閉じました。
私はなにも見ていない。
そうかやっぱり告白もされてんやねぇ、あのちゃらんぽらん。
彼女作ればええのに。
青春したいって言うてたんに笑
あいつが戻って来ていないかの確認をするため、閉めきった教室の扉を少し開ける。
「…ん？」
カタン、と音がしたのはあの階段の方。
屋上に続く、階段の方。
同一人物やろうか。
また好奇心がうずき出す。
鞄は置いたまま携帯だけを手に、ゆっくり音を立てないようにして影を追った。
今度は止める腕もなく。
初めて目にする扉に緊張しつつ、ここでバレたら終わりやと思いきって引っ張った。
見えたのはひとつポツンと置かれたベンチ。
そこに腰かける、黒髪。
何やら持っている箱をガチャガチャとかき回し、手に取ったのは注射器のような物。
危ないやつやと思った。
反射的に体が動いていた。
どこにそんな瞬発力があるのかと驚くほどのスピードで、その注射器を取り上げる。
『おぉ、笑 君は…誰？』
ネクタイは青。
三年生。
よく揺れ動いていた黒髪。
神山先輩……や。
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カジャ(プロフ) - 智マロさん» 続編が決定しましても、水面下で動きますので気長に待っていただけると嬉しいです笑 応援の言葉もありがとうございます。 (2019年2月5日 21時) (
レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
智マロ(プロフ) - ありがとうございます！！新作の方も頑張ってください！！ (2019年2月2日 14時) (レス) id: 81e3e0ac1c (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 智マロさん» 今のところは考えてないですが…前向きに検討してみます！ (2019年2月2日 10時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
智マロ(プロフ) - すごく今更なんですが、これの小説の続編書いていただけないでしょうか？？ (2019年1月31日 17時) (レス) id: 81e3e0ac1c (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 小鞠さん» 恐れ多いです本当に…プレイリスト、ということですが理由をお伺いしてもよろしいですか？作品一覧では見にくいということでしょうか…？ (2019年1月30日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カジャ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時：2019年1月2日 12時
