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_*°4 ページ4

午後の眠たーい授業を聞いていると、グラウンドの方から何やら盛り上がる声が聞こえて。



窓側のラッキーな席のあたしはシャーペンを置いてしばし他のクラスのサッカーの授業に意識を移す。



体操服が青やからあれは三年生やな。



ホイッスルが鳴ってボールがあちこちに飛び交い始める。
男子がそのボールに向かって群がる。



一際速く走る黒髪があたしの目を引いた。
ダントツに速い速度でゴール前に行き、背の高い細い人からパスをもらう。



蹴りあげる。
そのシュートは綺麗にゴールに入った。



「おー……」



思わず声が漏れた。
珍しいくらいにかっこいいと思ったから。



「神ちゃんナイス!」



神ちゃんっていうんや。
あの速い黒髪の人。



……神ちゃん?



神、ちゃん。
神山先輩…?



「いった、っ」



突如脳を揺らす衝撃が走る。
隣を見れば分厚い教科書を持った大毅が薄笑い。



「何なん…」


重「集中しろ、あーほ」


「集中しても良い点数取れへんあんたに言われたない」



“ 神ちゃん ” を探さな。
て思ってももう試合は終わっていて、黒髪なんて埋もれて分からへん。



ちょっと近づけたと思ったんになあ…
このあほのせいでほんま。
頭痛いしっ。



この次は絶対席離させてもらう。



重「てか次Aやで、当たるん」


「教えてくださいお願いします」


重「よし、帰りのたい焼き奢り」



うわー180円飛んでったぁ…
さよなら小銭。



あ。
大毅に聞かんと前の人に聞けばよかった。



無念。
一口もらってやる。

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カジャ(プロフ) - 智マロさん» 続編が決定しましても、水面下で動きますので気長に待っていただけると嬉しいです笑 応援の言葉もありがとうございます。 (2019年2月5日 21時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
智マロ(プロフ) - ありがとうございます!!新作の方も頑張ってください!! (2019年2月2日 14時) (レス) id: 81e3e0ac1c (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 智マロさん» 今のところは考えてないですが…前向きに検討してみます! (2019年2月2日 10時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
智マロ(プロフ) - すごく今更なんですが、これの小説の続編書いていただけないでしょうか?? (2019年1月31日 17時) (レス) id: 81e3e0ac1c (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - 小鞠さん» 恐れ多いです本当に…プレイリスト、ということですが理由をお伺いしてもよろしいですか?作品一覧では見にくいということでしょうか…? (2019年1月30日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2019年1月2日 12時

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