放課後デート！＿episode33 ページ29
ci,kne「「え、ショッピ？！/ショッピくん？！」」
「タイミング良すぎね、」
shp「てかチーノお前少しぐらい手伝えや。」
ci「俺も俺で結構忙しいねん。」
shp「まあええわ、ほんで何しとったん？」
kne「今朝言ったあれ、写真の印刷前のデータって変えれる？」
shp「日付変えるんやろ？まあいけるで。」
彼は表情をほぼほぼ変えることはなく、けれどもグッドサインを出している。表情が身体についてきていないので彼の考えていることはなかなか読めない。
けれども2人とも楽しそうに喋っている姿を見て、自分はお暇した方がいいんだなとは感じる。
別に寂しいとか、輪に入りたいとかではなく単純にこの子達の青春に私が入るのはいささか気が引けるのだ。
「私、そろそろお暇しますわ。チーノ、あなたは好きにしていいから。」
kne「あっ、門限とかありますよね。」
ci「心配やけどすんません、俺は2人について行きます。多分泊まってくるわ」
shp「まあ途中まで一緒ですし、一緒に行きましょう。」
「…ありがとう。」
彼らの優しさに少し感動しつつも、良い後輩だと心の底から感じる。まだまだ明るい街を去っていけば街灯のあかりがつき始める。
選挙のことや自分のこと、色々なことを話していけばあっという間に自分の家に近くなる。
「それじゃあ、私はここで。ショッピ様、後ほどお礼の品を学校にはなりますが渡しますので。ご協力ありがとうございます。」
shp「そんな、気にせんといてください。これも次の生徒会を俺ららしくやるためなんやし。あと、俺も気軽にショッピでええで。身分的にはあんたの方が上ですしね。」
「…それじゃあショッピ、そう呼ばせてもらうわ。今後とも私もですがチーノのこともよろしくお願いしますわ。」
私はつま先を1歩後ろにさげ、制服のワンピースの裾をつまみお辞儀をする。そして、カバンを持ち直し姿勢良く歩く。
お母様やロボロになんと言い訳をしようか、私は楽しさに浸る前に不安が襲う。過ぎてしまったことはもう、戻れない。それに、どこかここ数日足がふらつく。疲れているのだろうか。
いえ、私はヘルツシュメルの令嬢なのよ。疲れを人前に見せるのは愚か、体力をもっとつけないと…。努力を惜しんだ瞬間から私はこの椅子、この身分から簡単に落とされる。
嘘の一つや二つ、簡単に言えるはずよ。たとえそれが親に対してだって自分を守るための殻だから。
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爆蜜柑(プロフ) - くれぴとさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんちゃんと可愛くかけているか不安だったので嬉しい限りです……天才と秀才の違いも意識して話に入れていたので、気づいていただき嬉しい限りです！ (8月23日 3時) (
レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - ちょっとヤバイ夢主ちゃんが可愛い((ちょ、夢主ちゃんください(((((殴 この作品みてると学校でこいつ天才やん！っておもっとった人がもしかしたらたくさん努力してたのかなって思いますね… (7月28日 10時) (レス) @page38 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
爆蜜柑(プロフ) - いちごおしちゃん☆さん» 閲覧いただきありがとうございます！好きだなんて……嬉しい限りです。これからもいい作品になるよう精進してまいりますので、よろしくお願いします！更新頑張ります！ (7月17日 16時) (レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
いちごおしちゃん☆(プロフ) - めっっっっちゃ好きです！！！最高です！！もう、なんか語彙力ないんですけどめっっちゃ好みです！！もう次の更新が待ちどうしいです！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！！ (7月13日 21時) (レス) @page26 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆蜜柑 | 作成日時：2023年6月2日 23時
