張り巡らされた策＿episode23 ページ19
「…もちろんですわ。それに私が無実なのはあなたが1番わかっているはずよ、カナエさん。」
kne「はい！A先輩がそんなことする人に見えますか？今まで、いえ今も完璧に生きている強い女性です。」
「そ、そうかしら…。って、とにかくあなたが心配する必要はひとつもないですわ。」
私がそういえば、彼はハッとした表情で私の肩から手を離した。
sho「そうやんな…ごめん、ちょっと焦ってもうた。」
kne「でも今のでだいたいの向こうの様子はわかりましたね！」
rb「どう動くん？」
sho「あ、せや！」
シャオロン様は悪い顔をしたと思えば、懐から拡声器を取り出す。
それを銃を持つように両手で持ち、私たちにしか聞こえないような小さな声で彼は言葉を放つ。
sho「これを使うねん。今から内ゲバやるで！」
拡声器を目立たせ、彼はそこから言葉をのせる。
sho『なんでカナエんこと虐めたんや！A嬢そんなことするやつちゃうかったやん！』
急に言われたので反応することができなかった。先程挽回したであろう出来事が繰り返すようにこの辺りに響いた。
「で、ですから…！なるほど、」
rb「え？まって状況がのめへんねんけど」
kne「大丈夫わたしもあんまり飲み込めてません…」
私も拡声器を手に持ち音をのせる。内ゲバというのは、こんな甘いものでは無いだろうけども、それっぽくしてみせよう
ロボロだけがいまだ現状に飲み込めて無いようでガチで言い合いをしていると勘違いしたのか、拡声器も使わず叫ぶ
rb「お前ら1回ストップしろや！！こちとら状況まだ飲めてへんのやぞ！」
拡声器を使っていた私たちよりも声が大きくて思わず耳を塞ぐ。どこからこの声を出しているのかしら…。
rb「なるほどな。シャオロンにしてはええ案やん。ほなあと数十分しかないしはよ行ってき。」
sho「なんやねん、俺にしてはって…まあ時間が無いんも事実やし、荒らして来るとするか！」
そういって彼は先頭を切って走り出して行った。私もそれに合わせるように駆け出していく、髪の毛が崩れたりするのもお構い無しにただひたすら走り抜ける。
夏の残暑も大分消えていき秋風が心地よく吹く秋日和。なのに、こんなに汗が滴りそれをハンカチではなく腕で拭ってみせる令嬢なんてなかなかいない。
私はカーディガンをロボロに投げ捨て汗を素手で拭う。
再度息を吸い込めば合図が来る。人だかりの手前、私たちは拡声器を構えニヤリと笑った。
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爆蜜柑(プロフ) - くれぴとさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんちゃんと可愛くかけているか不安だったので嬉しい限りです……天才と秀才の違いも意識して話に入れていたので、気づいていただき嬉しい限りです！ (8月23日 3時) (
レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - ちょっとヤバイ夢主ちゃんが可愛い((ちょ、夢主ちゃんください(((((殴 この作品みてると学校でこいつ天才やん！っておもっとった人がもしかしたらたくさん努力してたのかなって思いますね… (7月28日 10時) (レス) @page38 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
爆蜜柑(プロフ) - いちごおしちゃん☆さん» 閲覧いただきありがとうございます！好きだなんて……嬉しい限りです。これからもいい作品になるよう精進してまいりますので、よろしくお願いします！更新頑張ります！ (7月17日 16時) (レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
いちごおしちゃん☆(プロフ) - めっっっっちゃ好きです！！！最高です！！もう、なんか語彙力ないんですけどめっっちゃ好みです！！もう次の更新が待ちどうしいです！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！！ (7月13日 21時) (レス) @page26 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆蜜柑 | 作成日時：2023年6月2日 23時
