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海で思いっきり遊んだ身体をひろーいバスタブで癒す。
綺麗好きの社長の家でやるのは気がひける泡風呂にしてテンションが上がる。
「ホテル最高〜！」
家のお風呂も広いけど、やっぱり旅行先は掃除の事を考えなくて済むから最高だ。
荷物のパッキングをするから先に入れ、と私を促した彼は今頃スーツケースと格闘しているのだろう。
本当に几帳面だなぁ。。
ふー、極楽極楽…。
バスタブの淵に背を預け思いっきり手足を伸ばした所で、ガチャ、と音がした。
…ガチャ？
「泡風呂か。」
「！！？？ 何で！！？」
「風呂に来る理由なんて、風呂に入る為に決まってんだろ。」
「いやいやいやそうじゃなくて、」
「いいから大人しくしてろ。」
堂々と入ってきた彼に、慌てて手足を引っ込める。
そんな私にお構いなしに、バスタブに入ってくる。
わ、わ！溢れた水と共に泡が消える！
慌ててローションを追加する。
「初めて入ったな、泡風呂なんて。」
「そ、そうなの？」
ひょいっと泡を掬いながらなんだか楽しそうだ。
こっちはひたすら必死に泡を掻き集めてるのに。
「い、家じゃ中々出来ないからさ。」
「何でだよ。この泡の素を買えばいいんだろ？」
「そうじゃなくて。ミンソクが嫌がるかなーって。」
「何を？」
ふーっと泡を飛ばして遊んでいる。
あれ、意外に気に入った？
「風呂を汚すなー！って。」
そう言うと、ははっと笑った社長。
「好きなら自由にしろよ。」
「いいの？」
「何なら買って帰るか？20本くらい。」
「そんなに使わないよ！たまにやるからいいの！」
「ま、その辺はお前に任せるよ。たまには俺にもしてくれ。この泡風呂。」
するする！します！
「でもお前と入る時は邪魔だな。」
「…ん？」
「泡が邪魔だ。」
私の腕をグッと掴み、片手で泡の塊を消していく。
「や、やめてやめて！泡が無くなる！」
「消してる。」
「ぎゃああ！」
掴まれてない方の手を伸ばしてローションを掴もうとすると、私が掴む前に社長が足で蹴り落として高笑いしてる。
「Aお前、日焼けしすぎだ。赤い。」
「のぼせてるの！！！！」
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halohalo976(プロフ) - 数年前に大好きで読んでいて、今でも忘れられずふとまたこの作品を読みたいなと思ったのですが...サイトに飛んだのですがページがないようで...他の作品も大好きなのでぜひとも公開して頂けないでしょうかㅠㅠ生きる活力をください..._:(´ཀ`」 ∠): (2021年10月5日 1時) (
レス) id: 66d856abd6 (このIDを非表示/違反報告)
叶多(プロフ) - サイト飛んだんですが、ページがないみたいで。すごく好きな話だったんでまた読みたいんですが(><) (2020年2月7日 2時) (レス) id: 6f8ef4ca07 (このIDを非表示/違反報告)
のんちー(プロフ) - もう更新しないのですか？続きが気になってます。 (2018年9月4日 20時) (レス) id: bf0265463f (このIDを非表示/違反報告)
Dollar - シウちゃんを愛する気持ちと一生添い遂げようと思いました。笑笑 (2018年1月2日 22時) (レス) id: 44faffd26a (このIDを非表示/違反報告)
苺於(プロフ) - 初めまして！ほんとにこのお話大好きです！もうヤバイです！(語彙力…) 受験勉強そっちのけで読み込んでしまって気づいたら半日終わってました(T_T) シウちゃんまじで好きすぎる。器のでかさ半端ないっす。もはや尊敬のレベル！かぴさんのファンになりました！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 759e9cc09f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月3日 12時
