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ベッキョンがぶすくれる。
BH「お前ヤな奴だな！」
SE「ヤな奴で結構です〜」
「やめなよ二人とも。喧嘩するなら車に置き去りにするよ」
Aが仲裁に入る。
SE「ひどすぎる！」
３人は楽しそうに笑った。
ショッピングモールに着くと運転手は車に乗ったまま待機してくれる。
３人はキャップを目深に被ってそそくさと移動を始めた。
「あんまりくっついちゃだめだってば」
セフンが Aと腕を組もうとくっついてくるのを拒んで距離を取ろうとする A。
SE「こんだけ人がいれば気付かないって」
BH「お前自分の身長とか少しは考えろよ。だらだら歩くなって」
「２人も一緒にいたらバレそうで怖い〜」
SE「大丈夫大丈夫。何買うの？」
「ん、新しいカーテンとか」
BH「やったー！俺自分で選ぼーっと」
「おっきな声出さないでよ！特徴ある声してるんだからバレちゃうでしょっ！」
SE「ヌナ〜、アイス食べたーい」
「一人で行って買っておいでよ。そのあいだに買い物済ませておくから」
SE「それじゃ一緒に来た意味ないじゃん！」
「しー！大きな声出さないでってば！」
SE「ぶー」
たくさんの人が行きかうショッピングモールの中を人目をかいくぐって行動する３人。
まさかこんなところにアイドルグループの２人が紛れているとは誰も思わない。
そんな危うい駆け引きをどこか楽しんでいるように見えるセフンとベッキョン。
Aは慎重に周りを確認しながら移動していた。
ss(ｻｾﾝ)1「なんであんな楽しそうなの？」
バレるはずがない３人を見下ろしている３つの影。
ss2「あれ絶対ハウスメイドじゃないよね」
以前出た宿舎襲撃の記事で、負傷したのはハウスメイドだと公表されていた。
ss3「え！？じゃあ誰かの女なの！いやだ！」
鞄の中に手を入れて何かを掴んでいる。
ss1「・・・排除しなきゃ・・・あいつ邪魔」
ss2「うん」
ss3「オッパは私たちのものだよね・・・」
３つの影はお互いの顔を見つめ合う。
力強く頷くと、行動を開始した。
「「セフーン！」」
「「ベッキョニオッパぁ！」」
どこからともなく２人を呼ぶ声が響いて、セフンとベッキョンはぎょっとした。
キャップを押さえてそろりと当たりを見渡すと時すでに遅し。
大量の女性たちに取り囲まれていた。
BH「やばい！」
２人は咄嗟に Aから離れる。少し押されてつんのめったが、Aは集団に巻き込まれずに済んだ。
(すぐに警備呼ばなきゃ！)
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〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
