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SE「[英語]俺は１年前から彼女をずっと見て来た。こんなに愛した女は彼女が初めてだ」
セフンの言葉に恵介はぐっと拳を握った。
KE「[英語]怪我させた」
SE「[英語]それは本当に申し訳ないと思ってる。二度とそんな事にならないように気を付ける」
KE「[英語]ここに閉じ込められてる」
SE「[英語]いずれ解決させる。今はまだどうにもできないけど」
KE「[英語]・・Aを幸せに出来るのか？」
SE「[英語]してみせる。俺が彼女にたくさん幸せをもらってるから、俺の全部を掛けて彼女を幸せにする。俺の大切な兄貴にも誓った」
KE「[英語]兄貴？」
SE「[英語]彼女が愛してる兄貴でもある。もうここにはいないけど、彼女になにかあったら飛んでくる兄貴がね」
KE「[英語]・・Aには僕以外にもたくさん兄弟が出来たんだな」
SE「[英語]お前は血が繋がってるだろ。たったそれだけの事で彼女にめちゃくちゃ愛されてる。むかつくけど」
KE「[英語]なんだよそれ」
SE「[英語]彼女を怯えさせたり泣かせたり、俺から取り上げようするお前は気に入らないけど、彼女の弟だから好きになる努力はしてやる」
KE「[英語]どんだけ上からなんだよ、マンネのくせに」
SE「[英語]そういう韓国語だけ覚えるなよ、誰だ教えたの」
KE「[英語]・・・Aを愛してくれて・・ありがとう」
SE「[英語]え？」
KE「[英語]僕と再会してからずっと沈んでた Aがお前を見るととても幸せそうに笑う。皆がいるとすごく楽しそうに笑うんだ・・僕と一緒にいた頃みたいに・・。僕だけじゃもうあんな顔してくれない・・Aは、ここに幸せを見つけてしまった・・」
SE「[英語]恵介・・」
KE「[英語]報われてないなら、今すぐにでも無理やりにでも日本に連れて帰るけど、みんなにすごく愛されてるってわかった。お前がすごく Aを愛してくれてるってわかった・・・死ぬほど辛いけど、僕は一人で日本に、帰るよ・・」
セフンは立ち上がって恵介の傍に行った。
俯いて震えている肩を掴む。
SE「[英語]彼女に似ている顔で泣くなよ。哀しくなるだろ」
KE「[英語]気持ち悪いこと言うな。お前なんかキライだ」
SE「[英語]俺もお前なんかキライだ」
KE「[英語]・・・・・・姉さんを頼む、セフン」
SE「[英語]ああ。勿論だよ恵介」
恵介の震える肩が治まるまでセフンは傍らに立っていた。
「[日本語]朝の便で帰るの？」
玄関に続くドアの前で Aが恵介を見上げて尋ねた。
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〜NAE〜(プロフ) - にゃんさん» あっありがとうございます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ 頑張ります！！！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ (2017年8月27日 6時) (
レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - NAEさんのお話、すごく好きです！これからも更新楽しみにしています。応援してます！ (2017年8月26日 20時) (レス) id: 87856bb923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2017年8月26日 0時
