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珍しく長男が止めるとその隙に光輝は人混みから抜け出した。
NJ「ゆっくり寝て下さいねヌナ」
HS「おやすみなさいヌナ」
手を振るだけで光輝はそそくさと自室に逃げ込んだのだった。
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急な入退院から戻った光輝は変わりない日常を過ごしている体を装っていたが、体中の痛みにただ一人耐えていた。
JG「ヌナ〜♪」
普段通りじゃれついてくるジョングクが光輝を後ろから抱きしめた途端
「っ!
やめろ!!!」
JG「えっ??」
光輝が乱暴にジョングクの腕を振り払った。
JG「ヌナ?」
「ぅ・・・
ガキじゃねぇんだからっ・・・」
JG「ヌナ!」
「ついてくんな!」
足早に部屋に逃げ込む光輝。
TH「なにやってんのグガ、ヌナ怒らせて」
JG「いつもとおんなじなのになんで急に怒るの?」
TH「え?」
訳が分からない弟達は置き去りのまま
「うっ・・・うぅ・・・」
光輝は胸を押さえて蹲っていた。
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特にジョングクが多いがマンネラインは光輝に対してスキンシップが多い。
不意に抱き締められると途端に光輝は怒鳴って部屋に逃げ込む。
そんな事が続くと宿舎におかしな空気が流れる様になった。
JG「ヌナ、何か隠してる」
JM「痛がってるように見えるんだけど」
TH「病気なんじゃないの?やっぱり」
HS「う〜ん・・」
SK「お前たちのスキンシップがうっとうしくなったんじゃないの?子供じゃないんだから」
JG「うっとうしいって失礼な!」
NJ「でもヌナは仕事だけじゃなくて俺達の面倒も見てくれてるから負担が多いだろ?
特にグガは体も大きいしヌナも我慢の限界が来たんじゃないの?」
JG「ヌナはそんな事しないよ!俺たちのこと可愛がってくれてるのにっ」
SK「でも今は実際嫌がられてるじゃん明らかに」
JG「う、」
JM「嫌がられてるだけかなぁ」
HS「どういうこと?」
ジミンは首をかしげる。
JM「なんか胸の辺りをいつも痛がってるように俺には見えるんだよ。
グガは特にバックハグするから腕が前に回るでしょ?それで当たるから痛がってるような」
TH「平らな胸が痛いの?なんで?」
JM「わかんないけど・・・ヌナってほんとに胸ないのかな?
プロテクターで押し潰してるんじゃなくて?」
NJ「そっ、それはプライバシー侵害がすぎるよジミナ」
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〜NAE〜(プロフ) - rikoさん» rikoさんこんばんわ^^ とってもありがたいお言葉ありがとうございます!!!またしても難産期突入で頭抱えながらですみません><。これからもよろしくお願い致します!! (2021年7月19日 23時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
riko(プロフ) - 更新お疲れ様です!お話ワクワクしながら読んでいます。続きも楽しみです! (2021年7月18日 23時) (レス) id: 7d25cd713b (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - Sachiさん» Sachi様、温かいお言葉ありがとうございます><。頑張りますT^T (2021年7月14日 23時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
Sachi(プロフ) - 続きがすごく気になります。無理せずゆっくりでいいので、更新楽しみに待ってます。 (2021年7月13日 7時) (レス) id: 36ee1af249 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - たるぎうゆさん» 美味しそうなお名前のたるぎうゆさん、コメントありがとうございます!有り難いが過ぎるお言葉ほんとうにありがとうございますT^T (2021年5月30日 1時) (レス) id: ff9e46a691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2020年9月6日 17時