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ウェディングケーキかと思うほど大きな立派なケーキが鎮座するテーブルの前に連れて来れられる。
そしてみんなが見守る中現れたのは
SD「A、誕生日おめでとう♪」
Aが父と慕っている父親にそっくりだというSUPER JUNIORのシンドンが大きめの箱を抱えて立っていた。
「ドニアッパ・・」
JD「アッパwwwどうしてもアッパ呼びなんだねAw」
SD「今日だけは許してやるけど早くオッパに変えてくれよなーwww」
一同が笑う。
SD「これ、大したものじゃないけど誕生日プレゼント」
綺麗に包装された箱を差し出すシンドン。
Aは俯いて手を出さなかった。
TY「なにやってんのA、ドニオッパのプレゼント受け取りなさいよ」
WL「他にもみんないっぱいソンムルを」
双子がまるで自分の事のように浮かれてAを急かす。
Aは手を上げた。
そしてシンドンのプレゼントを叩き落とした。
TY「A!」
WL「あんた何やって!!」
「誰がこんな事頼んだんだよ!!!!!」
割れんばかりの大声が会議室に響き渡った。
しんと静まり返る会議室。
DH「え・・・A?」
ワナワナと震えるAは周囲にいる人間を全員睨んで回った。
「誕生日なんて誰が祝ってくれって頼んだんだ!!!!!余計なことするな!!!!」
あまりの剣幕に皆はただ黙り込む。
「ほんとあんた達のお祭り騒ぎ好きには反吐が出る!!!ふざけんな!!!!」
バースデーケーキが乗った机をひっくり返してAは部屋から出て行った。
入れ違いに遅れて来たジミンとVとジョングクにドアの所でかち合う。
TH「A〜♡センイルチュッカ」
「黙れ!!!!!!!」
JG「うぇっ!」
JM「あ、どこ行くんだよA!」
出ていくAのあとを追うジミン。
Vとジョングクは会議室に入って中の惨状を知る。
TH「なに・・・Aの誕生日パーティーじゃなかったんですか?」
中にいた大勢の人間が互いの顔を見渡していた。
・
JM「あ、うん。まっすぐ宿舎に帰ったよ。入ってくの確認した」
RMの電話に答えるジミン。
Aの様子を心配してずっと後をついていたジミンがNAKEDの宿舎の前に佇んでいた。
JM「わかった。誰か来るまでここにいるよ」
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時