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いなくなってしまう事を懸念したRMに念を押されてジミンは宿舎前に張っている事を承諾する。







めちゃくちゃになってしまったパーティーに集まった面々は片付けをしながら何がいけなかったのか理解しようと知恵を出し合っていた。





誰かが親に聞いてみたらどうかと発言して、NAKEDのマネージャーが代表して電話を掛けた。






そしてあっさりとだがその理由が解明された。







Aの誕生日は、彼女の父親の命日と同じだった。






父親が亡くなってからは一度も誕生日を祝った事が無いのだという。






それどころか”おめでとう”を言うと酷く怒り出すのだと。







SD「ちゃんとリサーチしておけよ・・」





シンドンが大きなため息をついた。






DH「オッパ、本当にすみません。恥をかかせてしまって」





SD「俺の事はいいよ。Aが可哀想だ。よりによって親父さんとそっくりな俺におめでとうなんて言われて・・」





UR「本当にすみません。こんな事になるなんて・・・」





SU「まぁでもプレゼントに罪はないから届けてやってくれよ」





SE「あの頑固者が受け取るかなぁ」





TM「じゃあ代わりに俺が貰ってあげ」





JI「テミン黙ってろ」





TM「えー」






Aの誕生日パーティーだったそれは解散になった。



















JM(やべ・・・トイレ行きたくなってきた)





宿舎の前で立ち尽くしているジミンがもじもじと身じろぎをした。





JM(早く誰か帰ってきて〜〜〜〜)






電話してみようかと思案していると





 『鍵開いてる』






Aから短いメールが来た。






JM(ありがたいけど鍵は締めとけっての)






ジミンが足早に中に入って鍵を掛けた。






JM「お邪魔しまーす」





一度入った事があるNAKEDの宿舎にお邪魔して早速トイレを借りるジミン。





戻ってくると二階へ上がった。






-コンコン-





JM「入るぞ」







Aの部屋に入るジミン。






明かりはなく薄暗い部屋。





すぐに目についたのは布団がないベッド。






JM(結局この部屋のままなのか・・)





ジミンはジヒョンのベッドだったそこに腰を掛けた。






JM「どうしたんだよ、今日誕生日だったんだろ」







静かに声を掛ける。






 「・・・」






自分のベッドにうつ伏せているAは答えない。






JM「せっかく皆集まって祝ってくれたのに」






 「頼んでない」

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時

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