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ジミンはため息をついた。






JM「誕生日のお祝いなんて人に頼んでやってもらうんじゃねーだろ。皆お前を喜ばせたくて」






 「喜ぶわけない」






JM「だからなんで?」






 「・・・お父さんが死んだ日だから」






JM「え・・・」






ジミンは息を呑んだ。





そして理解した。








JM「・・・・・そっか。そういうことだったのか」








Aのベッドに移動して頭を撫でた。








JM「でも誰もその事知らなかったんだから、仕方ないだろ」







 「・・・」






JM「申し訳なくて落ち込んでんだろ」







 「・・・」







ジミンがAの隣に寝転がった。








JM「っとにバカなんだからお前は」







 「ばかじゃない」







JM「大ばかだよ。口で言わなきゃわかんないって言ってんだろいつも」







 「余計な事しなきゃいい」






ジミンはAの頭を軽く叩いた。







JM「余計な事じゃない。皆お前が可愛いから喜ばせたかったんだよ」






 「・・・誕生日なんか大嫌い」






JM「親父さんがそうなる前は大好きだったろ?」







 「・・・」








ジミンはポケットに手を忍ばせて、そして取り出したそれをAの手の下に差し入れた。







 「いらない」






JM「うるさい。誕生日プレゼントに罪はない。おめでとうは言わないから黙って受け取っとけ」






小さな小箱の感触がAの手に触れていた。







 「・・人がいっぱいいた」






JM「自慢か?w」







 「ドニアッパの贈り物、叩き落としちゃった・・」






JM「あーあ。シンドン先輩悲しかったろうなぁ」






 「・・・」






JM「ちゃんと謝れば許してくれるよ。アッパなんだろ?w」







 「・・・ごめんなさいソンベ」






ジミンがまたAの頭を撫でた。







JM「たくさんいたんだったら謝るの大変だろうなw」









そうして静かになったベッドの上で、2人は眠っていた。



























帰って来た姉たちに起こされたジミンが帰宅して、Aの部屋はたくさんの贈り物でいっぱいになった。






Aは姉たちに頭を下げた。






姉たちも何も知らずに申し訳なかったと頭を下げた。








たくさんの贈り物を送ってくれた人達にメールや電話で謝罪し感謝を述べるA。






シンドンには直接会って謝罪した。





シンドンは笑って許してくれてAを抱き締めた。

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時

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