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DH「最後に入ってきて他の事務所が良かったなんて言うから皆が怒るんだよ。わかってんでしょ?」



駄々っ子に言い聞かせるようにダヒが言った。




 「ほんとのことだもん!私はTWICEに入りたかっ」


DH「今はNAKEDのマンネだよ」


 「っ・・・」



そんなダヒの言葉に返す言葉が見つからない A。




DH「生意気で手が付けられないけど、ダンスは一番上手い。あんたはうちの大事なマンネなの」


 「そんなんしらな・・・」


DH「あんたの事可愛がらせてよ。生意気でもいいから」



Aを見つめるダヒの笑顔はとても優しかった。



 「・・・」



NAKEDに編成されてから、はじめて Aは口答えせず黙り込む。



DH「ね?」



ダヒが Aの頭を撫でた。





 「・・・・ごめんなさい・・オンニ」



ダヒの胸にコツンと額を当てる A。



DH「ん」



ダヒは初めてマンネを抱き締めた。


















宿舎に戻るとメンバー全員がリビングに集まっていた。




双子は明らかにしょげた顔をして肩を落としている。



ダヒに手を引かれて戻って来た Aはそっぽを向いていた。




UR「ほら、2人ともいう事があるでしょ」



ウリョンが促す。



MH「特にテヤンがね。ちゃんと言いな」



上から四番目のミファがテヤンの肩をつついた。






TY「大切な家族の事を・・・軽々しく口にして・・ごめん。
 あれは・・・本心じゃないから」





一度も聞いた事が無い謝罪の言葉だった。




Aは返事をしようとしない。






WL「カッとなって・・ごめん。テヤンが言っちゃいけない事言ったら、次は私が止めるから」






ウォルまでしおらしくそんな事を言った。





DH「喧嘩ってのは片方だけが悪いわけじゃないでしょ。あんたもちゃんと謝んなさい」




ダヒに促されて、そっぽを向いたままのAが、




 「生意気でごめんなさい」




テヤンとウォルが顔を上げた。




 「でも性格だから直んない」




付けたされた言葉にウリョンが吹き出した。




UR「なによそれwww」




TY「反省してないじゃん!!!」




 「だって直し方わかんないんだもん」




WL「やっぱ生意気!!!」




双子が喚いたが、リビングの雰囲気は険悪ではなかった。




マンネが合流してから、初めて流れた穏やかな空気だった。

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時

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