困った高嗣くん

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…ちょっと待って何が起きてるのこれ…




…ハッ


と、とりあえずとめないと！




「ニカやめろって！」


「んもー！離して横尾さあ〜ん！」



これ以上2人のそばにニカを置いておくのは危険だと判断した俺は


ニカを羽交い締めにし、引きずるようにして2人の向かい側の席に連れてきた








「あー………なんて言ったらいいやら……」



黙ってうつむいてしまっている2人にかけるいい言葉が見つからない




「まあ…さ、これは事故だと思ってさ…」



苦し紛れの言葉をかけると



太輔が突然ジョッキのビールを一気に飲み干し、ダン！と勢いよくテーブルに置いた



「た、太輔…？」


「すみません、生ひとつ」




しかも追加で頼み始めてしまった

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