検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:34,076 hit

2 ページ2

タクシーを二台捕まえ、太輔と2人で乗車した車中、事情を聞こうとするが…



「太輔、どういうこと?」


「…なんか今日は妙に引っかかって…、ごめん…」




しゅん、としたような太輔の態度にこれ以上追求するようなことは言えなくなってしまった


いつもはこんなことするようなやつじゃないし、何か思うところがあったのだろう





俺も大概甘いよな…と思いつつ



「いいよ、予約してた店はまた今度行こう?」

と言うと、

申し訳なさそうに太輔は笑った









「今日もお疲れーい!かんぱーーい!!」


二階堂が乾杯の音頭をとり、会は始まった



奥に座るみつの隣をニカがキープして座っていたので、

ニカを挟むようにしてみつと太輔がいる訳なんだけれども



なんだか嫌な予感がする席だな…




しかも今日はいつも以上にニカの酒を飲むペースが早かった



「おいニカ…お酒ばっか飲んでいないで料理も食べなさい。
空きっ腹にお酒は…」

「はいはーい、横尾さんっ♪」



ヘラヘラ笑って全然聞いちゃいないし。


「健永も止めてよ……って、え!寝てんの??」



疲れが溜まっていたのだろうか、隣にいた健永はスヤスヤと寝ていた


自由すぎるよ、うちの下の子たちは…




「あー!けんと寝てるし!起きろお〜!」

それに気づいたニカが健永を起こそうとフラフラ立ち上がる




「こら、やめろニカ」


「……ちぇっ、へえーい……」


見かねたみっちゃんが制止すると怖いほどすんなり言うことを聞いた。




「ニカ犬みたい。」


「ははっ、確かに」


「ガヤは狼だもんねえーっ!きらーきーらーの恋しよお♪」


「はいはい」





完全に酔いがまわっているニカの脈絡のない話を軽く受け流しつつ


仕事の話もしつつでなんだかんだで時間は過ぎていった




…が、事件は起こった

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (85 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:藤北
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

たいみつ(プロフ) - H∧Lカさん» はじめまして!読んで頂きありがとうございます!(^o^)そう言って頂けて何よりです(笑)ありがとうございます! (2016年8月31日 0時) (レス) id: 1161d4530d (このIDを非表示/違反報告)
H∧Lカ(プロフ) - はじめまして。作品読みました!ニカちゃんファンの私にとっては笑えて面白かったですww (2016年8月30日 13時) (レス) id: 6b6d57ef0b (このIDを非表示/違反報告)
たいみつ(プロフ) - 永瀬のあ。さん» すみません、ありがとうございます! (2016年7月21日 1時) (レス) id: 1161d4530d (このIDを非表示/違反報告)
永瀬のあ。(プロフ) - オリジナルフラグは外した方がいいですよー笑 (2016年7月20日 12時) (携帯から) (レス) id: 389b183b69 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たいみつ | 作成日時:2016年7月20日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。