高熱 ページ41
Aside
タクシー『大丈夫ですか？、病院内までお送りしましょうか？』
『あ、大丈夫です……ありがとうございました……、』
熱が高い。そんな事は今までの経験でわかるけど、喘息の発作も出そう。
タクシーの運転手さんが送ってくれようとしたけど、申し訳なくて断った。だから、自力で病院の門までたどり着かなきゃいけないんだけど、
『無理かも……』
やっとのことで、スマホを取り出して岩田先生に電話をかける。
prrrrr……
岩田『A？、どした？』
『……せんせ、……ぅっ、』
岩田先生の声を聞いてふっと涙腺が緩んでしまって。
岩田『A、A。どこにいる？、具合悪そうだね、病院近く？』
『びょ、いんの門のちかく、……タクシーの、……』
岩田『わかったわかった、ちょっと待っててよ、』
もう、大丈夫。そう思ったら、ふっと視界がぐらついてやっとのことで立ってたけど、しゃがみ込んでしまった。
……どれくらい時間が経ったかわからないけど、目が覚めたら処置室の上で。
看護師『あ、目覚めた？、岩田先生呼ぶね。』
……
岩田『Aー、おはよ。大変だったね、』
『……、びょ、いん？』
岩田『そう、病院。良くここまで来れたな、偉かった。ずっとしんどかった？』
『……きのうから、あたま痛くて、でも薬飲んだから治るかなって、でも、』
岩田『うんうん、その感じだと昨日の夜ぐらいからしんどかったんでしょ。
ギリギリ肺炎じゃないけどしばらく様子見だな。』
『……』
岩田『そんな顔しない。笑
あの電話はびっくりしたよ。』
『……ごめぇん、』
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Kate - 続編書いていただきたいです！身勝手なお願いではありますが (1月31日 18時) (
レス) id: f366eea424 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 続きお願いします！！！ (2021年2月7日 0時) (レス) id: f091408b7b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - この小説の大ファンです。毎回更新楽しみにしています。そろそろ続きが見たいです。忙しいと思いますが更新楽しみにしています(^^) (2020年5月22日 1時) (レス) id: 5ef7891912 (このIDを非表示/違反報告)
あん - 頑張っください！ (2020年5月20日 1時) (レス) id: 38b8074328 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴイチゴ(プロフ) - 今度は自分が看護師になって臣君達と一緒に小児科クリニックとかで治療したりする。というのを書いてほしいです！！ (2020年5月10日 21時) (レス) id: a073860beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩田柊架
| 作成日時：2019年2月7日 21時
