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岩田side
今日は昼から勤務の日だけど朝から出勤して、溜まってた雑用をこなす。
とは言いつつ、昨日体調が悪かった人や喘息の発作が心配な人の診察をしたり、研修医の指導をしたりと忙しい。
岩田『ちょっと出ます、なんかあったら知らせて。』
少しコーヒー休憩を入れようと院内を歩いていたところ。
prrr……
もう急患か、と出ると看護師ではない少しおじけたような震えた声。
Aの声だとわかった。しかも具合の悪い。
どこにいるのか聞くと、安心したのか鼻をすすり始めた。
教えてくれた場所へ急いで向かうとしゃがみ込むAが。
岩田『A、A……、あっつ、……』
意識もあるかないか微妙で、体が異様に熱い。
抱き上げて急いで小児科の処置室に運び込む。
岩田『ごめん、処置室開けてー、あと脱水ぽいから点滴用意して、……』
看護師『急患ですか？、……っ、Aちゃん、どしたの、』
岩田『ここまで頑張って来て電話してからロータリーで倒れてた、肺炎じゃないといいんだけど、……』
幸い、対応してくれた看護師もAのことを良く知ってたからかなりスムーズに処置できて。
荒かった呼吸も穏やかな寝息に落ち着いて来た。
看護師『先生今から外来ですよね？』
岩田『うーん、……心配だけど、笑
なんかあったらすぐ知らせて、外来終わったらすぐ戻るからそれまで任せた。』
看護師『はい、』
気がかりだけど仕事は仕事。外来を終わらせて戻ると、まだぐっすり寝てて。熱は下がったけど、まだ38度台をキープ。喘鳴も少し聞こえてる。
岩田『Aー、そろそろ起きないの。』
声をかけても穏やかに眠ってる。こりゃまだおきそうにない、と思いながらしばらく席を外していると、
看護師『岩田先生、Aちゃん起きました、』
岩田『おー、やっとか。』
……
岩田『A、おはよ。……』
少し顔色は良くなってる。
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Kate - 続編書いていただきたいです！身勝手なお願いではありますが (1月31日 18時) (
レス) id: f366eea424 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 続きお願いします！！！ (2021年2月7日 0時) (レス) id: f091408b7b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - この小説の大ファンです。毎回更新楽しみにしています。そろそろ続きが見たいです。忙しいと思いますが更新楽しみにしています(^^) (2020年5月22日 1時) (レス) id: 5ef7891912 (このIDを非表示/違反報告)
あん - 頑張っください！ (2020年5月20日 1時) (レス) id: 38b8074328 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴイチゴ(プロフ) - 今度は自分が看護師になって臣君達と一緒に小児科クリニックとかで治療したりする。というのを書いてほしいです！！ (2020年5月10日 21時) (レス) id: a073860beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩田柊架
| 作成日時：2019年2月7日 21時
